古いドラマや映画が好きな理由(24/12/1) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

最近、「八日目の蝉」という映画をテレビ視聴した。

2011年上映、主演井上真央、永作博美、原作角田光代(以下含め、敬称略)。

 

今回が2度目か3度目の視聴で、内容は知っていたものの、やはり胸が痛くなるような、大体あんたが一番悪いでしょ! といった思いが抑えられない、といった、ひりひりする2時間強。とても切ない話。

 

封切りは結構最近だった気がしていたが、もう13年も前。古い映画ということになるのだろう。

 

でも、古い新しいに関係なく、何度観ても心が動く(良くも悪くも)ということは、良作なのだと思う。

 

そういった映画はたくさんあって、ドラマにしてもそう。

最近、フジテレビの夕方に再放送枠ができたのだけど、それはもう、当時夢中になっていたものばかり。

 

「古畑任三郎」「救命病棟24時」「ガリレオ」「医龍」「踊る大捜査線」「白い巨塔」……。

どれも本放送で観ていたのはそんなに昔だったのか、と驚いているのだが、かなりハイレベルなラインナップ。

 

内容の濃さ、次回への余韻、耳なじむほど流行った主題歌、挿入歌。

細かいところのこだわりやトライアル。

 

録画がやたらにたまってしまってなかなか観る時間が取れないのだけど、今時の早回し視聴など絶対したくない。

 

で、そういった一昔前の映画やドラマを観る楽しみは、もう一つある。

 

「え、こんなところにあの俳優さんが!」という。

 

先の「八日目の蝉」は、ラスト近くを見てビックリした。

子どもを保護する女刑事、吉田羊じゃないですか! 最後に流れるクレジットを見たが、記されてもいない、多分1分もなかったほどのちょい役……今や見ない日はないくらいの売れっ子なのに。

小池栄子、劇団ひとりも若い……。

 

「医龍」にしても2に高橋一生、佐藤二朗、

「踊る」にしてもユースケや阿部サダヲ、木村多江、スペシャルを含めると仲間由紀恵や伊藤英明、

「白い巨塔」なら佐々木蔵之介や及川光博、西田尚美。

 

当時おそらくそんなには有名じゃなく、でも今やその名を知らない人はいない的な俳優さんが多数。

それを見つけるのが楽しいんだなあ。

 

良いドラマや映画は、心を豊かにするし、一昔前の物ならそういう楽しみもプラスアルファ。

 

次々と繰り出される新しい作品は、時代を感じるのに有効だとは思うが、良いものに当たるかどうかはわからない。

観終わって「時間の無駄だった」なんてガッカリすることも。

 

けれど、良質とわかっている過去作なら、2度目でも3度目でも必ず良い時間だったと思えるので、心身の健康に良いよな、と個人的には思っている。

 

(了)

 

 

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