手帳(23/12/24) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

毎年この時期に手帳を買っていたのは、もう何年も前のこと。

 

手帳を使い出したのは、たぶん学生の時。この頃は買い替えは3月だったかもしれない。

バイトや部活、友達との約束、と、異なるグループごとの予定が、頭だけで把握できなくなったから。

 

新社会人の時は、まだ取引先が挨拶代わりに配ってくれたカレンダーや手帳をもらいたい放題だった。

その中から選びに選べた時代で。

 

会社でもらったので会社で使い、当然ミーティングやToDoやプロジェクトや懇親会などのメモばかり。

詳細を書き込む必要も多かったので、見開きが週単位でメモ欄が広めの物を選んでいたように思う。

 

会社を辞めて、派遣やらバイトやら専門学校やら原稿持ち込みやら、と、予定が不規則になった。

他の誰かが把握していることはあり得ない状態なので、手帳は手放すことの出来ない本気の必需品になった。

 

でも、重たいのを持ち歩くのが嫌で、置きっぱなしで構わなかった会社員時代のような大きくて分厚い手帳は敬遠した。

 

詳細が何行にも渡る、といった会社の仕事メモとは違い、とにかく日時場所目的、空いている日が一目でわかる月単位の物がよかった。

 

私が愛用したのは「手帳の高橋」。

薄めで小さめで見やすく書きやすい。何年もずっと「高橋」だった。

 

けれどここ数年、予定はスマホに打ち込むようになった。

で、手帳は不要に。

元々荷物を少しでも減らしたいので、必ず携帯するスマホですむならその方が便利だし。

 

ただ。

 

予定とは別に、日々の記録をつけたいと思う近年。

「あれって、いつどうやったんだっけ」と振り返りたいことが多くなって。

 

3年日記等をつけている身内もいるが、それだとベタ書きで、後から探したい情報を見つけにくい。

 

探したい情報とは。

 

いつどこで何にクレジットカードを使ったか、何の医者へ行ったか。

コロナで計るのが習慣になった体温や体重の推移。

どんな映画、ドラマを観たか。読んだ本。その簡単感想。


そして、創った物語について~アイディアなのか構成なのか叩き台の段階なのか。それぞれにどのくらい時間をかけて作ったのか。


その他書いておきたいメモ。

例えばいつシエロ(髪染め)したとか。

見つけたおしゃれなカフェの名前とか。

 

といった、私が記録したいことの欄が全部適当な大きさで1ページにレイアウトされている手帳や日記帳など、当然ない。


上手く使えばどうにかなるかも、と市販の物をいろいろ試してはみたけれど、やっぱり使い勝手がイマイチで。

 

それで結局は自分でA5のレイアウトを作った。

それをパソコンからプリントアウトし、百均のルーズリーフとファイルで使っている。


来年2024年分も準備完了。


もう何年もずっと続いているので、これが一番性に合っているみたい。

 

(了)

 

 ↓「夫婦」がお題の新作短編です。9分で読めます。(ヒューマンドラマ)

夫婦の証明 


 

↓「久しぶり」がお題の短編。14分で読めます。(現代ファンタジー)

アップデート グランパ

 

 

 

↓「犬」がお題の短編。8分で読めます。(詩・童話・絵本)

おじいさんの年賀状

 

 

 

 

 ↓「化ける」がお題の短編。14分で読めます。(現代ファンタジー)

拝啓、丘の上より 

 

 

 

 

 

↓連載完結しました。

野球女子らいと  (朝ドラ風長編ヒューマンドラマ)

 

 

 ↓第193回コンテストで、優秀作品に選んでいただきました

最終回をさがして (恋愛)

 「最後の〇〇」がお題の短編です。11分で読めます。

 

 

 ↓第187回優秀作品に選んでいただきました

正しい忘れ癖の治し方 (ヒューマンドラマ) 

 「忘れもの」がお題の短編です。14分で読めます。

 

 

 

↓第185回コンテストで入賞作に選んでいただいた「○○解禁」がお題の短編はこちら。14分で読めます。

バラを育ててはいけません (ファンタジー)