私が宝塚にハマったのは、キキちゃんこと芹香斗亜さんが2番手になった「カリスタの海に抱かれて」を観てからだった。
主人公の友でありながら恋敵でもあり、人望があって革命のリーダーに祀り上げられている。リーダーの責任は重たく、その支えにしていた恋は実らない。そんな悲しくも強い男をめっちゃ熱く演じていたのに惚れました。
それから8年。
「カリスタ」はDVDで観たにすぎず、宝塚の他の舞台をいくつか生で鑑賞できる機会に恵まれたのは大分後のこと。
つまりまだまだほぼ初心者的スタンスなので、どうこう意見を言える根拠も持ち合わせないのだけれど。
8年は長くない?
私がキキちゃんファンになった時、既にもう2番手さんだった。その後の他組の動向を見る限り、宝塚人事というのはもっと早く動くもののように見えた。
それでも、差し出がましくも2番手さんの役所が面白い気もしていて。
黒いキキちゃん、ライバルのキキちゃん、道化のキキちゃん。
そういう役はきっとトップさんになったら回ってこないんだろうな、と。
でも、やっぱりファンとしては出番が多い方が嬉しいし、真ん中に立つとなれば張り切って観ちゃうだろうことは間違いないのだけれど。
ただ、トップというのは2時間40分を、ほぼ出ずっぱり。お芝居して歌って踊って、それを公演中ほとんど毎日。しかもあの大勢の組子さんたちをとりまとめ、引っ張っていく。
どんな体力と精神力だろうといつも思ってはいた。
大変だろうけれど、でもきっと男役となった人なら目指していた頂。
キキちゃんの、どんな役にでも化けられる演技力、聴かせる歌唱力、ダイナミックなダンスがたくさん観られるというワクワク感で胸がいっぱいです。
ちなみに、今までのお役で特に好きなのが、「カリスタ」のロベルト、「天は赤い河のほとり」のラムセス、花組時代の「オーシャンズ11」のライナス、宙組「オーシャンズ11」のラスティ。(何か、ラ行の名前が多い……)
気になっていた「アナスタシア」は観れていません。
ところで、キキちゃんのお父様(元プロ野球選手)の、プロ野球公式試合のテレビ解説を聴いたことがある。
失敗したり結果が出せなかった選手に対して、ダメ出しをするどころか「大丈夫大丈夫」「頑張れ頑張れ」といった言葉が多かったのが印象的だった。
そんな風に縁側でお茶でも飲みながらゆったり励ましてくれるような感じが、キキちゃんのあの伸びやかな元気さに通じている気もする。
とにかく、嬉しくて、楽しみでしかたなくて、やたらソワソワしている私です。
(了)
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