どこにでもいる神な人(22/10/2) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

神対応、神ッてる、神スイング……近年「神○○」とつける言い方をよく耳にする。

 

要は、素晴らしい、凡人にはできない、すごい、といった最大級の誉め言葉なんだろうと思う。

 

たとえばコンビニでの迷惑客への接客の巧さ、プロ野球でここというチャンスに打てた鈴木誠也選手の勝負強さ、野球経験者稲村亜美さんの美しいバッティングフォーム、などを絶賛する言葉なわけである。

 

ただ、ニュースやらバラエティでやたらに連呼されるので、どうも軽い感じが漂い、あまり自分が使う気にはなれずにいる。

 

とはいえ、私も神と仰ぐ方がいる。

リアルではなくネット上のことなので一方通行に思っているだけなのだけれど。

 

例えばこのアメブロ。

 

トップブロガーさんという括りがある。投稿頻度とか記事の面白さとかいいね数などの人気面等の条件があるのだろうが、その中でもひときわ「この人、神だわ」と思う方がいる。

 

毎日(!)投稿、内容も面白い。子育て、仕事もこなしている上に、記事についた数百のコメントにその日のうちに返信。

 

うわあ……これ、スーパー神対応以外の何だというんだ。

コメントというのは嬉しいし楽しいけれど、読むのには結構時間かかるだろうし、お返事だっていろいろ考えて書くわけだろうし。

 

たぶん書いた返事の内容をゆっくり推敲、なんてしていない。そのくらい素早くて、なのに内容が温かくて深い。そんなことができるのは人間性が優れているからだろうと思う。

まさにこれぞブロガーの「神」では? 

 

他にも、私が投稿しているネット小説サイトにもいらっしゃる。

 

ものすごい頻度で続々作品を上げてくる。それも短編完結ものと長編連載もの同時進行。そのサイトで開催されるコンクールにほぼ皆勤。どれもストックではなく新作。しかも質が高い。

したがって人気も高いし、コメントも多い。なのにそのコメントがつくや否や返事が入る。

 

おまけにこちらがその方の10倍も遅い頻度で投稿する拙作も、公開するや否や読破してくれて、すぐに感想をつけてくれる。

その速さもそうだけど、内容がこちらの狙いを見事に汲んでいて、ノックアウトされるわけである。

 

これがネット小説家の「神」と言わずして何であろうか。

 

他にも、長年ずっとフォローしている大好きなツイッターさんがいる。(ツイッターをする人のことは何と呼ぶのか……ツイッターラーとかなのか……聞いたことないので、「ツイッターさん」と呼ぶことにする)

 

ドラマ関連のツイートがメインなのだが、思わずうなずいてしまう一言やそのオンタイムな感想の速さ、お茶目な言い回しなどが心地よくて。

新ドラマの時間枠や出演者情報は私はここから仕入れていて、この方の感想次第で視聴を始めたことも多い。

 

個人で手掛けておられるHPも見やすいし整理が行き届いている。ITにも詳しい方なのだろう。子育てもお仕事もしっかりこなしてらっしゃる気配があり、どこで時間を捻出しているんだろうと不思議になるほどハイレベルなのである。

なのでこの方も私が「神」と仰ぐおひとり。

 

ネットがなかった頃は気づかなかったけれど、どこにでもいる。その道のプロだけではなく、すぐそこに、どこにでもいる、隣にも「神○○」な人が。日々そう感じる今日この頃。

 

(了)

 

↓「泥棒」がお題の新作短編です。11分で読めます。以前書いたもののシリーズにしてみました。

マダムの戯言2

 

(マダムの第1話はこちら→ マダムの戯言 )

 

 

↓「○○が落ちてきた」がお題の超短編。5分で読めます。久々のコメディです。

フライを落とすな!

 

 

 

↓「あの日の約束」がお題の短編です。14分で読めます。しばらく封印していたタイムリープもの。

プロミスアゲイン

 

 

 

 

↓「ゆるさない」がお題の超短編。5分で読めます。なぜか閲覧数が異様に伸びています。

墓まで持ってって  

 

 

 

 

↓「夏の夜」がお題の短編です。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。

三角の夜