スマホの稼働が遅くなった。
電池の減りが速くなった。
写真を収めたSDカードの認識をしなくなった。
急に勝手に落ちたりする。
カバーがズダボロ状態で、見る人見る人みな「使い込んだね」と言って下さる。
はい、明らかに寿命。
小耳に挟んだところによれば、2年ほどで買い換えるのが普通らしい。
ちょうど4年を迎える我がスマホ、減価償却を2回やり切ったくらいの酷使ぶり。早く換えた方がいいのはわかっていたがグズグズと引き延ばしていた。
だって憂鬱なんだもの。
買い換えるなら格安スマホにしたいし乗り換えれば安くなりそうだしこの機会に中身あれこれ整理したいし。
で、どうする、と考え始めのところでゲンナリ。大仕事だよね……
ショップへ行く足にもブレーキがかかる。
どう変更したいのかと聞かれてもざっくりとしか答えられないだろうし、そうするときっと細かいプランをたっくさん説明されるんだろうし。
そもそも今現在どのような契約になってるのかもボヤッとしか把握してなくて、確かいろんな複合的要素があったはず、としか(汗)。
電気だのケーブルテレビだのネットや固定電話との割引だので、自分ちがどうだったっけ、と思い出す作業がめんどくさい。でもお得割引に与れないのは悔しいからそれぞれの契約書を引っ張り出すしかない。どこ入れたっけ、押入の奥だと思うけど埃立つなあ、汗かくなあ、やだなあ、とか憂鬱さが増す。
最新機種を勧めてくるだろうから用心しないと、とだけは決意を固める。自分がそんなの必要ないレベルの使用者なのはよくわかっているからである。でも用心というのも結構疲れるものなんだよな……。
更にいえば、旧スマホで使っているあれやこれやのアプリやデータがうまく移行できるか不安があり……(以前はショップの方がタダでやってくれていたが、今や有料で一人4千円也とのこと)。
そんなこんなを打ち合わせれば、おそらく契約には何時間もかかるだろう……。
なんて思うだけで暑さに負ける。
結局3店舗回って大まかなマスト事項を把握。でも最後の店であっさり契約を決めた。
なぜなら疲弊したからである。これ以上別の店や元来た店に戻るなどの気力が尽きた。で、もうここでいいや、となり。
そして本題の契約段階へ。
機種を選んだところまでは元気だった。予想通りあれやこれやの細かい説明が始まる。全部で2時間を超えたが、後半以降「あ、もう1つ……」と小出しに続々次々繰り出される確認事項に、「もうどうにでもしてハイハイハイ」状態だった。
この感じ、どっかで疑似体験したことがある……と思ったら、車とかマンションとかそういった大型契約の時にいつもそうだった。散々下見をしてあれこれ考えた挙げ句、最後にめんどくさくなって「もうそれでいいや」となり。
そして今、ピカピカのスマホで、データ移行やアプリの再現に四苦八苦しているところ。
(了)
↓「ゆるさない」がお題の新作超短編書きました。5分で読めます。
↓「夏の夜」がお題の新作短編書きました。今更青春もの……大丈夫かな。11分で読めます。
↓「兄弟/姉妹」がお題の短編です。14分で読めます。
↓「雨音」がお題の超短編です。2分で読めます。珍しく童話テイスト。
↓「ドキドキの理由」がお題の短編です。11分で読めます。ちょっとだけ時代劇絡み。





