朝ドラ「ひまわり」(22/6/19) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

NHK夕方に再放送されている、1996年の朝ドラ「ひまわり」を見ている。

ざっくり言うと、バブル期に大企業を辞めて弁護士になる女性の物語。

 

これが最初に放送された頃、ちょうど会社を辞めたばかりだった私には、かなりリアリティがあった……はず。しかしどう感じて見ていたのか、全然思い出せない……。

 

今見ると、時代が変わった現在に慣れてしまったせいか、何だか架空のファンタジーのように思える。

 

確かにかなり盛っている感もあるけど、似たようなことが本当にあったという実感が自分の中で薄くなっている。


実際その時代を経験した人間でもそうなのだから、今の若い現役世代など「あり得な~い」となるんじゃないだろうか。

 

何たって、ドラマはまず、松嶋菜々子演じる主人公が結婚も仕事も、と言い張って辞職に追い込まれる。ここからして多分「?」となるだろう。


でもこの頃の女性は「結婚か仕事か」という選択を迫られることが珍しくなかった。そして、主人公はまだ何の実績も上げていない、将来性だけが武器。でも結婚する。


女性は結婚退職が当たり前、そこを乗り切っても子供が生まれれば辞めるのが当たり前だった時代。鼻息だけで「なぜ女だとダメなのよ?」と文句言うには前例や実績がなさ過ぎたのだと思う。

 

それと、女性に仕事の責任を持たせたくない風潮は、差別と言うよりは「女性にそんな大変なことをさせるのはかわいそう」という、ある意味ジェントルマン的な思考回路でもあった。男性側にも悪意はなかった人が多かったように思う。

 

そんな時代の、今から見れば「何なの、それ」と思える信じられない慣習や雰囲気。そういうものを体験した者として、自分も物を書く中で一つのテーマにしたいと思っている。

→これもその一つになるかも、の短編です。

マダムの戯言 

 

 

 

ということで、当時を思い出すための参考として「ひまわり」を見ているのだけど。

 

昔、オンタイムでも見ていたはずなのに、見事に記憶に残っていない。


一つだけ覚えているのは、主人公が弁護士を目指すところで「あれれ?」と思ったこと。あまりにあっさり試験に合格してしまい、同時期に司法試験に挑戦していた知り合いに「あんな簡単に合格できるもの?」と聞いてしまったくらい。

 

再放送はまだそこまで行っていないけど、司法試験も変わった。女性の仕事環境も。まだまだ発展途上とはいえ、ライフイベントで辞職が「当たり前」という意識が本人も周りもなくなってきて、割と普通に働き続けられるようになってきたんじゃないだろうか。

 

女性が仕事し続けるには並大抵じゃないガッツが必要だったあの頃。そんなガッツを持っていなかった私はただ、普通にしていても男性と同じようにできたらいいのにな、と思っていたのを思い出す。

 

(了)

 

 

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