お薬の管理(20/7/5) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

近年、病院にかかると薬局で出される薬が半端じゃない。

 

薬剤師さんが誰ぞの薬をカウンターに並べるのを横目で見て、あんなにたくさん、一体どんな重病人の処方だろうか、などと思っていたら自分のだった。

 

たかが風邪でもそれ。抗生物質、解熱剤、頭痛薬、咳、洟、喉、更に胃薬、などとえらいラインナップになる。これらはそれぞれ朝晩とか毎食後とかあるいは食間、頓服とタイミングは様々、更に1回2錠とか3錠とか、全部違ってややこしすぎる。


毎度お薬一覧表の写真と指示書を見ながら服用するのだが、時に残っている数が合わない。どこかで飲み過ぎたか、または忘れたか。

 

うちの親は百均で仕切りのあるケースを買ってきて持病薬の朝昼晩をきちんとえり分けているが、私は今のところそんな工夫をする前に治ってしまうため、都度都度そういう過ちを繰り返している。

 

ところが、私にも常用の薬ができた。目薬である。


緑内障の疑いありということで、これは放っておくと失明の危険もある病気。けれど治すことはできず、進行を遅らせるための目薬が一般的な治療法らしい。

 

で、数年前からこれを毎朝毎晩差すことになった。これが1種類だった頃は、いくら私でも難しいことじゃなかった。


そう。目薬、増えてきたのである。

 

定期検診で、左目にあまり効き目がないようだとの診断。そのため最初の薬に加え、左目だけもう一つ薬を差すことに。


更に、私はアレルギー気味で目のかゆみが耐えられなくなる時期がある。それを訴えたら、かゆみ止めの目薬も処方された。

 

①  両目、朝1回。

②  左目、朝晩1回ずつ。

③  両目、朝晩1回ずつ。


これだって、ぎりぎりまだ大丈夫、間違えないと思った。


ところがこれら、最低1分は間を空けるように、との指示。特に①は他のと10分は空けて差してください、なんて言う。3歩歩くと物を忘れる私に10分とな?

 

それだけの時間をただ待ってはいられない。洗濯だの料理だの出かける準備だのをする。で、予想通りものの見事に忘れるのである。


しばらくして変なタイミングで思い出す。あわてて差さなくちゃ、と手に取ってからふと考える。②を差した記憶はあるが、それは昨日ではなかったか? または考えずに差してしまった後に、あれっまだだったのは②ではなく①じゃなかった? とか。


差し終わったやつは縦にしておこう、とかの規則を作ってみたが、それが昨日そうしたのか今日無事に終えたせいかは自信がない。

 

チェック表を作って、差したときに○を書く。それが一番だろう。そう思いながら面倒で先延ばしにすること1か月。


その間にかゆみ用の目薬がなくなった。更に左目専用の目薬が相性悪く充血するようになったと訴えたら中止になった。


結局、今は1種類。どうにかチェック表をつけなくてもできてます。

 

歳を取るに従って、薬の管理が難しくなる。こちらの頭具合は後退し、薬は種類も服用方法も複雑になっていくから。


困るなあ。

 

(了)

 

 

~~以下の小説サイトに投稿しております~~

 

 

 ↓↓↓よかったらお立ち寄り下さい。

 

 

  エブリスタ

 

  アルファポリス

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~