私もそのパターンが何度かあったが、幸いにして(?)いつも車の主が他にもっと大きな傷をつけた後のことで、あまり嘆かれたことはなかった。
しかし、今回はかなり脱力されてしまった。
慣れていたはずの駐車場、バックで入るのもお手のものだったのが、すぐ側で下水道工事をしていていつもの軌道で入れなかった。少し大回りした結果、思わぬオブジェに激しく引っかけ、右後方が哀れなことに。
傷自体は、まあ見栄えは悪いが気にしなければ良い、くらいのもの(←いやいやいやいや……汗)。
が、たまたま何やらセンサーというのが内蔵されている位置で、追い越してくる車両を検知する機能が作動しなくなってしまった。
修理に十万くらいかかると言われ、その機能要る? とか逃げ腰の考え中だったまさにその最中。
出先の駐車場で当て逃げされた。全く同じ位置に、重ね着みたいに。
ディーラーさんに呆れられ、完膚なきまでに壊れたセンサーは取り外されてしまった。
その後、1週間も経っていなかったと思う。
車の主自身がやってくれた。派手にガガガガーッと塀に擦り、左半身がボッコボコに。
こうなったら潔く修理に出すしかない。観念して予約し、その工場に向かっていたときだった。
いきなりパーン! との破裂音がしたかと思うと、前進するごとにガコンガコンガコンとの異音と異常な上下動。
止めて確認してみたら、……パンク!!
何ですと? つい先だっての定期点検で、タイヤに関してはお墨付きをもらったはず。
その工場まであと1キロくらいのところだった。電話して来てもらった……。どうも何かを踏んで穴が開いたらしい……何? 何なの、フツーの道路の真ん中に。←結局確認できず。
で、この車、本当に可哀想な状態で、工場に引き渡し。こんなに傷だらけにしてしまったのは初めてのこと。
修理に2週間かかった。戻ってきたピッカピカの彼(彼女?)を見て、大事にしよう、と新たに誓ったのだった。
(了)