好きでなったわけじゃないが、今や立派なマニアの域。
シナリオ、小説のコンクール投稿歴四半世紀、応募した数延べ100作品超。こんな履歴を持つ私、どの分野だとしても大ベテランと評される身分だと思う。
まあ全然褒められたものではない。もう落ちるの、飽きた。というのが本音。
これだけの年数、モノになっていないのだからダメなんだろうな。これを友人や知り合いに相談されたとしたら、答えると思う。次行こう、次、と。
けれど、やめられなかった。踏ん切りがつかなかった。
もちろん、どこかで受賞してそこで経験を積んで、今の年頃には、そこそこ何冊かでいいから、世に出るものを書けている心づもりだった。だけどこれだけ投稿して、一次通過が16回、二次通過は3回。受賞したことも6回あるが、その後にうまくつながっていない。世の中にこんなにコスパ悪いものがあるだろうか、ってくらいの確率だ。
ちなみにこの投稿記録はエクセルで表にしてあり、2枚目がもうすぐ終わる。ズラッと並べて悦に入っているわけではなく、以前どこに何を出したかを忘れてしまうため。
気に入った出来だけれど落ちた分は、シナリオから小説、小説からシナリオ、シナリオならテレビ←→ラジオ、あるいは短編小説から長編小説へと書き直して別のどこかへ送る、というようなこともやって来た。その際、巡り巡って同じところへ同じものを出したりしていないだろうか? という、ボケ防止用である。
そんな中での経験則。
①ダメなモノは投稿するときに既にわかる。~仕上げたはいいものの、どうも余韻に浸れていない、自分自身が何か冷めた目で「とにかく終わらせただけ」みたいな気分でいるとき。これは確実に一次落ちである。
②書いた手応えがある。とても入れ込んで何度でも手を入れたくなる気になるとき。~これは脈あり。ただし、コンクール側の趣旨や好みもあるので、受かるとは限らない。落ちても別のコンクールに応募する価値はあり。
③①の部類のモノは決して受からない。けれど②だって受かるとは限らない。ただ、受かるモノは、②の中にしかない。
コンクールのために書いているわけじゃないが、つまりそういうこと。自分自身に手応えを感じるようなモノを書きたいと思い続けている。
今や、コンクール応募の第一目的は受賞ではなく、「そこまでに書き上げる」という、とにかく作品ひとつ仕上げるための締切とさせてもらっている。もちろん受賞できたらいい。受賞できると、次また書きたいというモチベーションがいっそう強くなるから。
そんなこんなで習作を書きためている日々である。
投稿マニア。そう言ってもいいのかも。
近々このブログ、そういうタイトルに変えて、その迷走ぶりを顧みてみようかと思案中であります。
(了)