野球は9回2アウトから(19/6/23) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

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日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

よく聞くタイトルのこの言葉。野球好きでなくても、「ギリギリまで追い詰められても逆転可能」という意味であることは知られていると思う。

野球好きである私は、もちろんそういう試合展開をたくさん見てきたし、胸が熱くなって泣きそうになったこともあれば、やられたときは悔しさと怒りのぶつけどころに困った。

でも、大量差で負けていた場合、最近の私、さっさとあきらめの境地と化す。

先週の、ロッテVS中日の交流戦のお話。もし球場にいたとしたら、早々と帰途についていたことだろう(そんなことしたら一生後悔の嵐だった!)。テレビ観戦も打ち切るのが習慣になっていた。が、たまたま点けっぱなしていたこの日。

ロッテが7-2で5点も負けていた9回裏、粘ってつないで差が縮まっていく。ついには6点をもぎ取って、奇跡的な逆転サヨナラ勝ちとなった。ロッテファンの私、狂喜乱舞であった! (中日ファンの方の悔しさも有り余るほどわかります……スミマセン)

野球は9回2アウトから。
知ってはいた。可能性がゼロではないと頭ではわかっていた。

でも、このところ散々「追い付かない程度の反撃」で終わるロッテを観ていて、その日もどうせそうなるだろう、とあきらめモード120%であった。

ダメ。あきらめちゃダメですよ、全国のみなさん、特に子供たち。世の中にはこういうことが起こるときがあるんです! 6点をも取って引っくり返すようなことが。

この大逆転劇の中心となったのは、ホームラン2本とサヨナラ打を打った鈴木大地選手。

この人、去年まではずっとレギュラーだったけど、今年は補強の関係でポジションがなくなった。だから、開幕はスタメンに入れなかった。

それでも腐らず、いつも元気に一生懸命。そしてチャンスをもらえたときには結果を出し続けた。その姿勢は、チームメイトみんなに好影響を与えていることも見てとれる。

この日のサヨナラ打は、バット真っ二つながらもしぶとく一二塁間を抜けていった渋すぎるヒットだった。

神様は見ている。ボテボテのアウトになってもおかしくなかったその当たりには、そんな鈴木大地の執念というか魂というか、そういう一押しが乗っかっていた。その分が、紙一重のバランスをこちらに引き寄せた。思いが野球の神様に届いたのだ。

全国の子供たち。いえ、大人でも。この人を見てほしい。後ろや下を向きたくなるとき、きっと、もう少しあとちょっと頑張ろうと思える力をもらえる。その折れたバットを掲げた鈴木大地選手を見たら、泣きそうになったもの。

いやあ、それにしても。
ここしばらく、野球の醍醐味というものを忘れていたわ。シーソーの末の8-7なんて、いわゆるルーズベルトゲームなんだよね。

この日のビールが美味しかったことは言うまでもありません。(了)


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