今年は、平成→令和の改元があって、5/1、5/2がお休み。それでGWは10連休となった方も多かったと思う。
我が家も同じ。
けれど、毎年思うのだが、……連休、要らない。
どこに行くにも混んでいる。だから行くのも帰るのも倍も三倍も時間がかかるし労力も。目的地でも大混雑でやたらに疲れたことばかり記憶に残り、楽しめない。価格も相当に割高。なのにマスコミはどこかへ行かなくちゃ非国民かのように煽り立てまくる。……うんざり。
こんな時期に旅行とか観光とか行く方には、ものぐさな私は心底敬意を表してしまう。もちろん、この時期にしかお休みがとれなくて、数少ない長期旅行のチャンス! という方、帰省がマストの方もいらっしゃるだろう。でもニュースで放映されている交通機関の混雑ほどそんな方がいるんだろうか? といぶかっている。
私の場合、実家は日帰りできるので帰省の必要もないし。結局、近場をチョロチョロ食べ歩くか、衣替えをやっつける等して過ごした。
が、終わった後も憂鬱だ。バイト先がGW明けから凄まじい繁忙期となるのだが、この連休がなければもっと分散して緩和できたはずなのだ。頭も身体も鈍ってるから、復活するだけでも辛いのに、いきなりそんなピークが来ても死ぬ。
同じような懸念を、世間では五月病と騒いでいるけど、だったら国策として間に平日を挟んだままで良かったのでは?
私のささやかな物書き修行にも差し障っている。
時間を見つけてはなるべく毎日少しずつでも続け、遠ざからないようにしているのに、GWだと家族がずっと家にいる。物を書くのは基本家で行う作業なので、これではほとんど集中できなくなる。自分の裁量で時間を使えないのだ。
休み明けはバイトに明け暮れ、結局1ヶ月くらい全く手をつけられない状態が続く。そうなると、それまで何をどう書いていたのかさっぱり忘れている。
取り敢えず書き上がってるものは第三者の目で読み直せるのでよし。が、書きかけのものはゼロどころかマイナス状態からのリスタートとなる……。
ため息。
加えて、連休のしょっぱな、4/28に喉の痛みが発生。あれよあれよという間に奥まで広がって、咳、鼻。いつもなら最初の時点でやばそうだ、と駆け込む医者も連休。しかたなく、ドラッグストアで風邪薬を買い、その服用で何となくごまかし続けた。
が、後から気付いたのだが、私は緑内障の疑いがあって、点眼薬を常用している。これは風邪薬と併用してはいけないらしく、薬箱にも「医者に相談のこと」とか書いてある。……どうしろってのよ。
まずは風邪を退治。そして点眼を再開。と決めた。で、連休明けにその旨、医者に説明しに行くべきか……けど、観光地以上に大混雑の大混乱に巻き込まれそうなのでやめた……。今更もういいでしょ、そこそこ抜けたし、と思っていたら、ぶり返し。突発的に襲ってくる強烈な咳にぶっ倒れそうになっている現在。どうしても医者行くしかないのか……なら、早く行きたかったさ……。
そんなこんなで、皆の者、一斉大型連休ってどうなのよ、と叫びたくなる。
心底思う。要りません、そんなもの。
休みはほどほど、できれば個人個人で好きなときに取りたいです。
(了)