和尚さんのお話(18/12/2) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 紅葉狩りの季節、お寺巡りをしてきた。お寺には春の桜とこの時期の紅葉がつきもの。葉っぱの色づきはちょうどよくて、とても楽しめた。


    ついでといっては何だが、お寺だから、時間によっては和尚さんのお話を聴けたりする。

 

 いくつか拝聴したうちの一つのお話に、心が響いた。それは、よく言われていることだし、考えてみれば当たり前かもしれないのだが、そういう考え方をどこかに置き忘れていたことを思い出したというか。

 

その和尚さんはおっしゃった。

心が変われば言葉が変わる。言葉が変われば態度が変わる。態度が変われば生活が変わる。生活が変われば人生が変わる、と。

 

小さなことからなのだという。

悪いことなら、例えば十円を盗めば百円、百円を盗めば千円、そして次は一万円ということに必ずなる。最初は些細でも、どんどん膨れ上がってゆく。

良いことなら、例えば玄関を入る時にちょっと履き物を揃える。その小さなことが何かの変化をもたらし、部屋などが整理されてくる。すると生活も落ち着いてくるという。

詳細は曖昧にしか覚えてないのだが、そんな感じのお話だった。

 

髪を立て半分お尻を出したようなファッションの若者さえ納得し、帰りに挨拶までしてくれた話だそうだ。

 

自分にもストンと腑に落ちた。


よく気の持ちようと言うけれど、そういう小さなことができる余裕、そこから生まれる気遣い、それが呼ぶ相手からの信頼という安心感。そうやって心が変わっていくのではないだろうか。

……という風に自分は受け取った。なのでその日から履き物を揃えてみようと思った。

 

そもそも毎日の雑事に追われ、身の回りがごちゃごちゃしまくり、それを避けるように生活するためせせこましく、だからルーティンを雑にこなす。これが精神衛生上良いはずはない。

 

履き物を揃えるだけで、そのうち家の中がぴっかぴか。溢れ返っていた物が整理され、広々とした空間で効率的な動線で物事が進んで。そうしたら、何だか自分を褒めたくなり、人にも優しくなり、今までと違った空気が生まれてきたりして。――なんて夢が膨らむ膨らむ。

 

とまあ、都合のいい妄想通りになるかどうか、結果はまだ出ていない。が、何かを変えるという意識を持つことだけで、何だか新鮮で前向きになる。背筋が少しのびる。


この歳からでもやれることはまだまだありそうだ、と思った紅葉狩りだった。

 

 

(了)けろけろけろっぴ

 

 

 

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