一番苦しい時期(18/4/29) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 

 書くに当たって一番苦しい時期。それは何もやることがないとき。あくまで自分の場合だが。

 

 今まさにそれである。並行で書いていた複数の物語に、どれもほぼエンドマークが付いた。ホッとして達成感にしばし浸っていた。

 が、その間も次を書かねば、と思ってはいた。なのに期限があるものがしばらくないのでダラダラしてしまっている。

 

 ぐっちゃぐっちゃだった部屋の書類を整理したり、溜まりまくった録画を見まくったり、接骨院や目医者で体のメンテナンスに励んだり。

その合間でもいいから何かネタを考えろ。頭はそう命じるのだが、これが全く何も浮かんでこない。

 

以前このブログで、時間を効率よく使うためには細切れ時間にネタを膨らませ、アイディアをまとめ、まとまった時間が取れた暁には叩き台の何十枚をガンガン進めるのだ、と書いた。書いておきながら、今、まとまった時間があるのにやることがない。アイディアが出ない。出ないのよ~~!!! 叫びたくなる。

 

おかしいな。一月前には課題やら卒業制作やらでめっちゃ書く時間が足りなかった。その上バイトが決算期で忙しいわ、体調崩すわ、唐突に遠出の予定が入るわ。でもその隙間を縫って、3つも書き上げたのだ。直しはこれからするとしても、取り敢えず叩き台が書けたのだ。よくやった、自分。拍手。と思えるほど。

 

今はヒマである。全くアイディアが出ないので、やることがないのである。

 

書きたい思いはあるのにネタがない。いや、ないわけじゃないけれど、最近気付いた。


自分が「これを絶対書きたい」というヒリヒリするような飢餓感、追い立てられ感。そういうネタでないと、書き上がった後にあまりの不出来にガッカリする。気持ちが入っていないことがこれほど見え見えになるものなのかと唖然とする。

自分に取って、気持ちを込められるネタは何なのか。それを掘り起こすのに苦労する時期が定期的にやってくる。今回は1年ぶりくらいか。

 

日常で、不思議だったり腹が立ったりしたこと。通りすがりに聞こえてきた面白いセリフ。新聞で読んだ社会問題。そんなことを書き留めたメモはあるのだが、それがどうにも機能しない。膨らんでいかない。自分の何かとシンクロしてこない。これが、一番苦しい。

 

もちろん、書いているときに進まなかったり時間がなくなったり扱える度量がないことに気付いてグッタリするのはとても辛い。

でも、何を始めていいのかわからないのはもっと辛い。始めることさえできれば、何を調べようか、どんな切り口にしようか、どう展開しようかと、芋づる式にやることがうじゃうじゃ出てくるのに。そうやって勢いづいて書いている最中は、しんどくても楽しいのだ。

 

早く行きたい、その境地へ。

……ああ、ネタ何にしよ。早く出てこ~い。

 

 

(了)

 

 

 

 

 

 

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