球春到来して早一ヶ月ほど。今年は少し、前のめりである。
自分のひいきチーム、昨年は酷かった。先制されればズッシリ重く、追いつけないうちに引き離される。点を取る気配すら漂わず、たとえ取れても焼け石に水程度の反撃。
珍しくもこっちが先制すれば、必ずと言っていいほど逆転され。だから先発ピッチャーは1点も取られちゃならない重圧から崩れ、すると勝ちパターンの中継ぎは使えないのでぼかすか打たれる。エラーもてんこ盛りで大敗。
……みたいなパターンばかりだったので、開始15分ほどで「今日も終わった……」とテレビを消すことが殆どだった。ちなみにこの予測が覆ったことはほぼなかったシーズンだった。「どこが筋書きのないドラマなんだ!」と世界の中心でもないところから叫びまくった。
毎年足を運んだスタジアムも、去年は一度も訪れることなく。全くもってつまらない一年だった。
が、今年は何だか違うぞ。
新人が二人スタメンに名を連ね、活きがよい。触発された従来メンバーも負けじと打つ、守る、走る。
まだ4月なのに去年の勝ち星に並んだ投手もいる。抑え陣も機能している。
4,5点くらいのビハインドなら、ひょっとしてひっくり返すかも、との期待感で目を離せない。
いいなあ、こんな風にワクワクできるのって。疲れて帰ってきてもチャンネルを合わせて勝利を信じる楽しみ。結果的に勝てなかったとしても、「もしかして」と思わせてくれるドキドキ。そういうのがあるのとないのじゃ、毎日がまるで違う。
たかが野球、されど野球。
それが野球じゃなくても、サッカーでもカーリングでも、ドラマ鑑賞でもあるいはケーキやお酒でもいい。誰だって不満やストレスのない人はいない。マスト事項だけの毎日じゃ辛い。一見無駄に見えても、これがあるから乗り切れる、っていう趣味は大事だと思う。
自分にとっては野球がそれ。
ちなみにCS加入やグッズの購入、スタジアム入場代、現場での飲食等々、結構お金かかります。しかも一試合3時間平均。自分のひいきチームはどうやら野球大好きらしく、4,5時間の長丁場もざら。結構時間も取られます。
でもこんなにワクワクしてガッカリして、大声出して毒も吐ける。ストレス発散には最高だ。ちなみに不甲斐ない去年のような負け方をされると逆にストレス倍増というリスクはある。
ま、喜怒哀楽がギッチリ詰まっていることは間違いない。しばらくそのうちの怒哀しか感じさせてもらえなかったので、今年はその分倍の喜と楽をいただきたいと思います。
……と、きれいに終わるつもりが、ただいま4連敗の怒哀中。今にもテレビを叩き壊しそうです……(泣)。
(了)
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