ソフトバンクホークスのサヨナラ勝ちをもって、今年の野球シーズ
ロッテファンの自分としては、そんなものは夏が来る前にとっとと終わってしまっていた。ので、日本シリーズは正直、どっちが勝とうが構わないスタンスであった。判官びいきで「どちらかというと横浜ベイ、まあ頑張れ」くらいな感じ。
ただ、気になったのが「下克上再現!」とのマスコミのあおりである。横浜がクライマックスを突破した時点で連呼され、どうにも違和感があった。
今やすっかり定着したその言葉だが、言い出しっぺの里崎智也さんもおっしゃっている。
あれは最後まで勝ちきる=3位からの日本シリーズ制覇、という意味合いのつもりだった。だから、横浜がセ・リーグ1位の広島をくだしたというだけでは成ったとは言わないんじゃないかな~、と。
里崎さんが現役の時に成し遂げたそれこそが、スッキリと「下克上」だと自分も思っているわけである。
そこからパッパと連想が起こる。あれもこれも一言言いたくなる最近の野球用語?が色々。
「ノーヒッター」? 無安打に抑えた投手を指すらしい。ピアノを弾く人はピアニスト、スケートする人はスケーター。との認識なので、 ノーヒッターというと全く打てないバッターのことに思えてしまう、自分には。
「マルチヒット」? 複数安打とイコールな気がしない。2本のヒットでそう言われると盛ってるような。マルチというと多方面に才能のある人が浮かび、従って3本以上の猛打賞くらいのレベルに感じてしまうのだ。
「グランドスラム」? そりゃテニスの四大大会を制することでしょ! 「すごいこと」を指すのは確かだが、満塁ホームランとはどうも趣
「選んだ」? 見事四球を勝ち取ったあかつきにこそ「ボールを4つ選んだ」と言えよう
更には、CS放送の特定のアナウンサーに限るが。「ロクヨンサンのダブルプレー」をわざわざ「シックスフォースリー」、2-2の「平行カウント」を「トゥートゥーピッチ」との言い換えまでは100万歩譲って理解できるとして、、、カウント3-2を「ペイオフ」と叫ばれた日には、銀行の話でもしてるのかと真面目に考え込んでしまったくらいである。
楽しければ、盛り上がれば何でもいいじゃないか、というご意見もあろう。ゴチャゴチャケチをつけるな的存在になっててごめんなさい。
ソフトバンクホークスの皆様、ファンの皆様、おめでとうございました。来年こそは井口ロッテが立ちはだかりますよ!
(了)