天気予報の番人(17/8/6) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 いつの頃からか、毎正時ちょっと前には天気予報を見るようになった。朝6時にも7時にも8時にも。気付けば夕方帰ってから寝るまで1時間ごとに。

 おかげでチャンネルごとのお天気おじさんやお兄さんお姉さんを覚えてしまって、まるで知り合いかのように「○○さんが今日は雨だって」とか話している。


 もちろん、天気が気になるからであって、雨に遭いそうなら折り畳み傘、気温が高そうなら半袖、と持ち物服装を決めるために見ている。


 が、こんな頻度で見る必要もないはず、とあるとき思った。そして気付いた。

 見る番組が年々狭まって限定され、その中で残った究極が天気予報なのだ。


 かしましいアナウンサー、苦手なタレント、俳優が出ている情報番組やドラマは見なくなった。勢い、うなずけるなあ、ミニ知識がつくなあ、この人好感持てるなあ、などと、納得する物、性が合う物に偏ってくる。


 最終回を迎えるまでは、天気予報の次に習慣だったのが「いいとも」だった。気付くと「ミュージックステーション」とか「ボキャブラ天国」(古っ)とか、タモリばかりを見ていた頃がある。特にタモリが好きだったわけではなく、好きな番組にタモリがいたのだった。今もうっかりすると「ブラタモリ」。つまり、タモリと相性が合っている(ごめんなさい、一方的です)らしい。


 最近だと、あれっ、と思うと谷原章介が出ている。見る番組にやたらと彼がいて、何だか馴染んだお友達のようになってきた。この人、「ハンサムスーツ」のときのはじけっぷりを見てから大好きになってしまった。


 林先生もそうだ。「いつやるの? 今でしょ」のCMを初めて見た時は、この塾絶対行きたくない、と思ったものだが、バラエティに出るようになってから覆った。気さくで気取らなくて物知りで教えるのが上手い。


 林先生、「ネプリーグ」(フジ)も好きだが、一番好きなのが「グッド!モーニング」(テレ朝)の「知っているとちょっと得することば検定」という5分くらいのコーナー。「今日のことば」自体、毎日1つずつお利口になる気がして興味深いのだけど、三択の一つに必ずあり得ない「ボケ」がある。正解よりついそっちを先に考えてしまうほど気になるスベり加減。それを作ったスタッフへの「ツッコミ」や、ちょっと横道に逸れた方面への妙に力んだ解説も、先生の明るいお人柄が表れていて愉快。


 CSを入れてから、地上波はあまり見なくなった。余計なゲスト解説とか前振りが全くなくて、見たいもの自体を堪能できるからだ。これに慣れると地上波の番組の作り方について行けない。だから、厳選してしまう。


 というわけで、今日もお天気と谷原さんと林先生の番人です。(了)

 

 

 

 

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