スタバのアンケート(17/4/23) | 石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

石の上にも○○年~物書き志望女のひとりごと

日常で気になったことや、長い物書き志望歴で思ったことをランダムに綴ります。

 
 スタバのレシートに、ときどきアンケートのお願いがついているものがある。ネットにアクセスし、答えると賞品がもらえるというやつだ。
 前に一度、これでコーヒー一杯無料券をゲットした。
 
 レジでお姉さんに、その無料の対象商品はどれですか、と尋ねたら、どれでも良いという。大きさは、と聞くと、これもどれでも良いとの返事。
 
 となると、やっぱり一番高い種類の、一番大きいのにしましょうかね。となるのががめつい私の普通の思考である。
 舐めたこともないホワイトチョコレートとかの、ベンティとかいうらしいバケツのような最大サイズを頼んだ。
 
 それですませておけばいいのに、意地汚い私は、「トッピングも何かつけていいんですか」と聞いた。お姉さんはにこやかにそれも無料ですよ、と言ってくれた。
 図に乗ってシロップだのソースだの、ホイップだのをモリモリ乗っけてもらった。
 
 何か満足感。
 普段なら絶対あり得ないずっしり重いそれを持って席についた。
 ホワイトチョコってこんな味なのか、とか、シロップってこんなに種類があったのか、とかの新しい発見に、ちょっと高揚。
 
 が、読まなくちゃならない本をどれだけ読んでも、それは減らない。いくつかまとめようと思っていたアイデアをどれだけこねくってもまだ並々と残っている。
 そのうちぬるくなってきて、その甘ったるさが際立ち、ますます億劫に。
 
 ついに行かなきゃならない時間が来ても、まだなくならない。
 いや。残していいわけはない。無理矢理一気飲みした。
 ……帰りの電車で気持ち悪くなった。
 
 思えば、私はコーヒーは好きだが、一番小さいショートサイズで十分な人なのだった。疲れて眠気を払いたい時にその次に大きいトールサイズをたまに頼むくらい。甘いのも好きじゃなくて、砂糖もシロップも入れない。
 
 それが、「タダ」に舞い上がってあれもこれも考えなしに。ああ品がない……。
 
 コーヒーごめんなさい。私の胃、ごめんなさい。普通に一杯無料でいただいたなら、普通に美味しさを楽しんでリラックスしたんだろうにね。
 
 あ、そうだ。
 この教訓から「がめつくて欲張りで意地汚いやつは、最後は大損して後悔する」といった童話が一本書けるんじゃないだろうか。
 
 ……などと思っちゃうんだから、教訓になってるんだかいないんだか。   (了)
 
 

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