赤く燃え立つ奴 伝説のビッグレッドの面影
アメリカ競馬界の英雄伝説のBig Redアメリカ史上最強馬とされるMan'owar*牡・鹿毛・米(1919-1920)*競走成績:21戦20勝(2着1回)*Man o'War(軍艦)という名の赤栗毛馬マッチェム系のフェアプレイとストックウェル系の繁殖牝馬の配合マンノウォーはブルードメアサイヤーとして実績を残し、ファロスの直仔(特にナスルーラやロイヤルチャージャー)との相性が抜群によかった。若馬の頃より530kgを超す巨体そして燃える炎ような赤の毛色よく目立ち、どんなに離れていても一番見分けやすかったといわれる”Big Red”の言われは、この燃え立つ毛色を意味してる。 一旦レースに出れば圧倒的な強さで相手をねじ伏し、スタートが早いわけでもないのに周りが驚くようなレコードタイムを連発する。アメリカ初の三冠馬となったサーバートンとの世紀の勝負も7馬身差をつけての圧勝だった。2着に100馬身の差をつけたレースも有ったと伝えられる。当馬が活躍したのは80年以上も前で実際のレースを見た人物は、もうほとんどおらず人々の口コミや当時の記録からしかその強さを伺う事が出来ないため、神がかり的な存在になっている。 私事、血統表を20年以上漠然と眺めてきた私などは国内でのノーザンテースト→トニービン→サンデーサイレンスと吉田一族の成功を味わいながらも、もしかのBig Redの再来を発掘したくなるのだ!そんな壮大なお話とは異にするが、ついつい出資してしまったマンノウォーの末裔ディクタットダーレージャパンに繋養されていた種牡馬*ディクタット (Warning - Arvola, Sadler's Wells) が、今シーズンからスペインのデヘサ・デ・ミラグロに輸出されることとなった。*ディクタットは、1999年にモーリスドギース賞(仏G1)とスプリントカップ(英G1)に優勝し、その翌年には安田記念(日G1)に来日して Fairy King Prawn の2着と好走した。当初はダルハムホールスタッドで種牡馬入りし、その後日本に輸入されていた。これまでの代表産駒には、ファルマスステークス(英G1)の勝ち馬 Rajeem などがいる。(ディクタット×オオシマルチア by クリスタルグリッターズ)牝1 大島牧場→ヒダカシーサイドF→沖厩舎Big Redをイメージできる大きな馬体に出ています。GⅠ馬を生んだ偉大なオオシマルチアのラストクロップになります。 高齢繁殖で、実績的にアベレージが低いディクタット産で避ける方が多いと思いますが・・・力強くそして軽やかな歩様に期待してみます。預託予定先は沖先生ですが、結構じっくり行くイメージ。しかし、この血統は早目から仕上げていっても成長力があるので、無理にでも2歳時に仕上げて欲しい。●9/20 大島牧場でゴールデンウィーク明けから夜間放牧を行っている。兄カルストンライトオを意識して配合された本馬。春先から目立った好馬体をしていたが、ここにきて一段と成長した。馬体の幅が増したことはもちろんだが、トモはパンパンに張って見るからに力強い。また、骨太で骨格がしっかりしていて頑丈そうなところも頼もしい。寒暖の差が大きくなる10月一杯までは、このまま夜間放牧を行い馬体の強化に努める予定。●9/30 ヒダカシーサイドファームに移動付くべきところに筋肉が付き、引き締まるところは引き締まり、メリハリの利いた馬体体高 158cm 胸囲 182cm 管囲 21.0cm●10/20 中旬からはブレーキングを開始。教えたことに対しての理解力が高く、口向きも良好でドライビングも難なくクリア。現在はダクを乗っている。●11/20 徐々にダクの距離を延長し、現在は屋内ダートコースで2000mほど乗っている。雄大な馬体を持て余すことはなく、見た目通り動きはとても力強い。