本格的に、暑い夏がやってきました。梅雨入りに入っているのでしょうが、雨が降っていない日中は大変暑いです。近年は、「記録的猛暑」を煽り、「熱中症」の予防で「水分をこまめに摂取」や、その後は「適宜塩分を摂取」が啓蒙活動として、メディアで散々宣伝されていました。
全てを経験で語るのは愚者が行うことなのでしょうが、体験をもとにした一次情報は、自分にとって貴重な情報だと考えているので、「熱中症対策」でPRされる諸々については、個人的な情報フィルターを噛ませながら聞いています。
私にとっての体験の基礎となるのは、2010年から9年間、毎年登った富士登山と、富士登山のためのトレーニングとして行ったウォーキングや低山トレッキングです。緩い経験でしょうが、さまざまなノウハウを得ました。ただしあくまでも「個人の感想」レベルのノウハウです。
水をこまめに飲むことについては、少し疑問に思っています。これは低山トレッキング時に水分補給をこまめに行った経験と、昨年、一昨年と実施した真夏・日中における10km弱のウォーキング経験との対比です。低山トレッキング時にはそれこそこまめな水分補給を心がけ、ナルゲンボトルやPETボトルに3リットル程度の水を蓄え、6時間程度の旅程において相当な勢いで水を飲んでいました。このトレッキング時には、大量の汗が止まらずに、シャツがいつもビチョビチョになっていたことを思い出します。
一方、真夏・日中における10km弱のウォーキング経験は、非常に危険な取り組みですが、朝に摂取した水分のみを拠り所に、2〜3時間の旅程を水分摂取ほとんど無しで臨んだこともありました。30℃はゆうに超える環境下で、水分不足で倒れてしまうと思いきや、意外と問題なく歩き通せました。体温調整においては、風の影響で皮膚の表面温度が上がらない状況だったことも、上手に体温調整ができていたと思います。汗はしっとりと皮膚を覆う程度で維持されていました。
記憶が薄いのですが、アフリカの住民なども大量の水は摂取せず、汗もそれほどかかない旨の話を聞いた記憶があります。体温調整の機能は、我々が考えている以上に高機能であると思います。
私が意識するようになったのは、あらかじめ体内に備蓄した水分で、朝起きて摂取した水分が十分であれば、追加の水分補給が必要ない場合もあり得る、という話です。人間の体内に備蓄される水分は「こまめな水分補給」が必要ないほどのレベルであるケースも、多いと思います。もちろん、工事現場でバリバリの肉体労働を行う方々には、当てはまらない事例かもしれませんが、メディアなどで言われている「こまめな水分補給」は、自分の身体と相談しながら実行する必要があると思います。
塩分についても同様で、「高血圧」予防のため散々「減塩」が叫ばれていましたが、現在は「適度な塩分補給」を推奨されています。先述のトレッキングや富士登山において、大量の水を摂取して、大量の汗をかいた結果、ミネラルが大量に流出していたようです。これは何度もブログで書いていますが、富士登山中に急に足が痙攣した時に、たまたま持参していた塩を舐めて、痙攣が治った経験が、私の塩分摂取の考えを形作っています。
スポーツドリンクを飲むことを推奨されていますが、大量の糖分も含んでいるので、注意が必要と思います。また、塩分も摂取しすぎは良くないので、今年は「にがり」を試してみたいと考え、少しずつ摂取しています。ニガリに含まれるマグネシウム等が、体内から流出したミネラルを補給できるようです。
あとは当たり前の話かもしれませんが「病は気から」なので、「夏は暑いものだ」と構えて、あまり危機感を持たない方が良いです。ここ数年らい、夏の猛暑が話題になりますが、もうそろそろ、この暑さが当たり前になってくると思います。なのであまり騒がない方が良いと思います。


















