迷えば原点 ~その8~
「私はこんなにもしてあげているのに!!」
「これ以上、私に何をしろと言うんだ!これだけしてあげているのに、なにが不満なんだ!」
誰しも、ふっと横切ることがありますよね。
いや、思いっきり感情的に言い放ってしまうこともあるかもしれない。
現実は、どうなんだろう・・・
実際には、「毎日、一生懸命してあげている」ことは間違いの無い事実であることが多いかも。みんながんばってるもんね。
でもね。
相手があなたの行為を本当に心の底から望んでいることであるなら、決して、してくれた人を裏切るようなことはしないはずだと思う。
絶対にその人の期待に応えたくなるはずだから。
つまり、あなたのがんばりと、相手の希望がすれ違っているかも。
がんばればがんばるほど、どんどん離れていく。
あなたはがんばっているから、もっとがんばって、もっとがんばって・・・
でも、相手はそれを望んでなくて・・・
気づいたときには、お互い、戻れないところまできちゃってることも。
だから、もし、自分の中で、「俺はこれだけやっているのに、なぜお前は理解してくれないんだ!」という気持ちになったら、要注意です。
なぜなら、あなたが一生懸命その人のためにやっていることは、その人が望んでいないことなのかもしれないのだから。
もし、あなたのその悩みが、家族に対してのものなら、お給料を稼いでくることはとても大事なことだけど、
でも、それよりも、あなたの大切な人は、まずはあなたとおしゃべりがしたいのかも。
あなたに子供と手をつないで公園に行ってほしいのかも。
もし、あなたのその悩みが、スタッフに対してのものなら、業績を上げて、お給料を増やしてあげることは、福利厚生を充実してあげることは、あなたのとても大切な仕事なのだけれども、
でも、それよりも、あなたの部下はあなたに自分の気持ちを理解してほしいのかも。
自分のおかれている立場をあなたに知ってもらいたいのかも。
仕事の結果を出すことよりも、それより先にあなたに知っていてもらいたいことがあるのかも。
あなたにとって大事な人が、本当に求めていることに応える人生を、送りたいですね。
これに決まった答えなんかありません。
だから、いつも手をつなぎ、話し合う。
シンプルだけど、一番大切なコミュニケーション♪
<宮古島トライアスロン大会まで、あと13日!>