ゆとりの世代の若者への対応に苦しんでいる経営者や指導者が大勢いらっしゃる。
よくある間違いが、「自分のフィールドに若者たちを引き込もう」とすることですね。
亀の甲より年の功ですので、おそらく経営者サイドの考え方が正しい可能性は高い。
それは、古くを言えば、孔子とか、孫子の考え方が、何千年経っても現代の我々の生きる道しるべになっていることからもきっと、経験者の考え方というものは正しいのだろう。
だからこそ、このあたりで大勢の方が間違えやすいんです。
「自分は勉強してきたし、経験もあるし、きっと正しい」のだという間違い・・・
考え方(あり方)は間違ってないと思います。
でも、「やり方」は変わるんです。
考え方は同じでも、方法論(やり方)は変わっていくものなのです。時代と共に。
縄文時代から弥生時代。
鎌倉幕府に戦国時代。
明治維新に第2次世界大戦。
高度成長時代に、そして現代。
考え方は同じだとしても、やり方は違うんですね。
現代は時代の流れが速いですから、気づくとその変化に乗り遅れていることもある。
それに気づかずに、自分が経験したやり方を若者に押し付けても、うまくいかないんだよね。
反発を生むだけ。
だから、
『あり方』は私たちに合わせてもらう。でも、『やり方』は若者たちにあわせる
実は、人材育成のポイントがここにある!
私たちも若者たちもDNAレベルは変わらないんです。
環境が変わればやり方が変わるが、考え方までは変わらない。
人間はそんなに環境に振り回されるほど弱くないですよ。
外見(やり方)はかわってても、内面(あり方)までは簡単に変えられない。
迎合するわけでなく、彼らのフィールドで勝負するんです。
私たちがね!
細かい事例は、いつの日か講演等でお話しできる日を楽しみに♪
それでは!