ルール | 迷えば原点

迷えば原点

医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

ルールは大事。


ルールには必ず、線引きのラインがある。


「0」と「100」の間で、「50」にラインが引かれるとしたら、そこが、ルールを守る・守らないのラインになる。


そのラインを守るのは大事なこと。


「人を傷つけてはいけない」


この場合のラインは、「50」ではなく、「0」だ。


これは判断しやすい。


しかし、ある事象に対して、そのラインを「ある程度ルールを決めなければいけない」という理由で引いたラインだとしたら、突然難しくなる。


なぜなら、そのラインは倫理的な判断で決めたのではなく、「この辺りが妥当であろう」という判断で決めているからだ。


「50」をひとつのラインとしよう。


その場合、「49」は悪なのか?


「49」が悪で、「51」が正義だとしたら、


そこに矛盾はないのだろうか?


「49」は、さじ加減一つで「51」になりうる世界。


受け取る側の考え方次第で、「49」にも「51」にもなりうる。



大事なのは、誰のためにやるのかだ。


自分のために「49」を「51」にしてはいけない。

それをすると、世の中がおかしくなる。


でも、弱い立場の人のために、それを「51」にしてあげる世の中でありたいと僕は思う。



「ルール」は大事だ。



でも、そのルールを適当に決めた人間たちがいる。


そして、そのルールに振り回されるのは、いつも弱い立場の人間だ。


だとしたら、守るのは誰だ!






久しぶりに吠えたい気持ちになった。



そして、場合によっては、吠えたいと思う(笑)



プンプン!