岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。
群馬県・いとう眼科での研修報告も、いよいよラストです!
~エピローグ~
医科でも、歯科でも、居酒屋さんでも、美容院でも、どんな業種でも、院長や店長などが当然脚光を浴びてきたし、今も多くの事業所でその概念は何も変わっていないかもしれない。
でも、その院長や店長が自分の力を十分に発揮するためには、その人ひとりの力だけでなりたっているのではない。
その多くは、周りの支えてくれている仲間の努力でなりたっているのだ。
だからこそ、本当に評価されて、脚光を浴びなければいけないのは、スタッフの方なんですよね。
僕がまだ代診のDrになったばかりの新人時代に、勤務先の院長先生に言われた言葉がある。
「先生は、ここの椅子に座って患者さんを診ているだけかもしれないけど、先生が治療するまでに、多くの人が関わっているし、治療が終わった後も多くの人がまた、関わっているんだよ。
そのことは絶対に忘れてはいけない。
治療させていただいているという気持ちを決して忘れてはいけないのだよ」と。
それは、医院を建てた建築家の人がいれば、看板を作った人もいる。
受付のスタッフもいれば、アシストをしてくれるスタッフもいる。
先輩のDrが一生懸命治療して、結果をだしたから、その腕を信頼して、その人が辞めた後も医院に通ってくれる。
先輩のスタッフさんが歴史を作ってくれたから、新人で入った人に対してのすぐに実践できるマニュアルが存在する。
「ここの医院はいいよ」と口コミをしてくれる人がいるから、数多くある医院の中で、その医院を選んでくれている。
僕の目の前にいる患者さんは、僕ひとりの力で、目の前にいるのではない。
数多くの先輩たちが築いてくれたからこそ、今、目の前にいるのだ。
この話を、歯科医師になってすぐに、教えていただいたので、本当に今でも僕の中にその思いは常に頭にある。
だからこそ、今、自分が働いている意味というのは、ただひとつ。
「未来の人のために、今、自分ががんばる」ということなんだ。
とっても当たり前のことなのかもしれないけど、忘れている人が世の中にはいっぱいいる。
ひょっとしたら、自分の時代には、結果がでないかもしれない。
報われないかもしない。
でも、そんなの関係ないんだよね。
僕はそう思うんだ。
医院を任されている人間だからこそ、その気持ちを忘れてはいけないのだ。
いとう眼科さんのスタッフさんも、研修に参加していた他の医院のスタッフさんも、みんなキラキラしていました。
一生懸命、「自分はこう思っているのです!」
ということを、伝えていました。
!


正直、この方たちをみていると、
「日本の今の若者はなっとらん!」とか「俺たちの時代は良かった」とただ、批判だけしている人に、見せてあげたくなる。
ほんと、価値観が変わるから・・・
僕もまだまだひよっこの若手。
日本では今、いたるところで、さまざまな形で、若者が自分を表現して、夢を語れて、努力ができる場が急速に広がっている。
なんて未来は明るいのだろう。
子供たちが、「大人ってかっこいい!」って思える世界をみんなで作るんだ。
みんなでやれば、絶対にできる!
夢を語ろう。
ちょっと大きくたっていいじゃない。
そのためには行動に移そう。
批判するなら、その人の話をまず聞いて、最高の改善案を出そうよ。
道に迷っても、選択肢に迷っても、自分が選んだ道が正しくなるように生きよう。
まず、やってみよう。行動してみよう。
一番いけないのは、やらないで否定すること。
人は、知らないこと・経験して無いことは否定しがちになっちゃう。
だったら、まずやろうよ。
そしたら、見えてくる世界って、きっとあるもん。
アントニオ猪木さんの名言
「踏み出した、その一歩が道になる。迷わず行けよ。行けばわかるさ。」
本当だよね。
行けばわかるよね!
みんな!ありがとう