人材育成 | 迷えば原点

迷えば原点

医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんこんばんは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます。

おそらく前例のないであろうぶっ飛び企画。

「いとう眼科・すまいる歯科 スタッフ交換留学」の第1回目が20日に終了しました。

本当に4日間はあっという間でした。

それほどに盛り上がり、実り多き留学だったと思います(双方に)


今回、すまいる歯科に留学に来てくれたのは、「富岡依子」さん。

別名「仏の専務のよりちゃん」です。

何度もブログでお伝えしていますが、よりちゃんのその笑顔は、最高なんです。

相手を安心させるその笑顔は、他に類をみないものです。


「交換留学」

留学してくる人も、それを受け入れる側も、やっぱり緊張がないといったら嘘になります。
せっかくきてくれたのに、得るものが少なかったらどうしよう・・・

そんなことも、正直考えました。


でも、あややのブログでもありましたが、本当に信頼している相手に、とりつくろった姿を見せることの方が、もっと意味のないものになってしまう。

ですから、すまいるでは、今回の留学に関して、「自然体」を貫くことをメンバーに伝えていました。

良いことも、悪いこともひっくるめて、「すまいる歯科」だからですね。


いつもどおり診療が進むことがあれば、そうじゃないこともあります。
その対応のすべてがすまいる歯科であり、それを見てもらいたかったんです。

そして、よりちゃんが何を感じてくださったのかを聞きたかった。


塾も、最終日のお別れ会も、楽しみながらも、結局は真面目な話になりました。

お互いが、お互いを吸収しようとするその姿勢がそうさせたのでしょう。

よりちゃんも最初は緊張されていましたが、すぐに最高の笑顔のよりちゃんになっていました。
そして、「よくここに気づくね」という細かいところにもきっちりと目がいっていました。

せこ歯科さんの見学や、今回の富岡さんの留学でわかったこと。

それは、改善点というのは、気づいていなかったわけじゃないということです。

わかってたんです。正直。みんな。

でも、「気づかないフリをしていた」のだと思います。

「気づかないフリ」をすれば、今の日常をキープできるのだから。


でも、留学や見学という相互交流を行うことにより、「気づいていないフリ」をしていた自分が恥ずかしくなるのです。

だって、相手は実際にやっているのだから、自分たちもやりたくなってきちゃうんです。

ワクワクしてきちゃうんです。


頭だけでわかっていることを改善しようとしても、イメージできていないから、その行動は苦痛になってしまうことも多いです。

でも、見てしまうと・・・
感じてしまうと・・・
話し合ってしまうと・・・


おそろしいくらいの、意識の変革がおとずれます。

やることは同じなんです。

でも、「心の立ち位置」が変わることによって、こんなにも楽しくなるのか!って感じです。


これは経験してみないとわからない世界かもしれない。

経営者も、スタッフも関係ない。

決してトップダウンでは、できないことだ。

頭で改善案を指示しても、それを体験していなければ、それはスタッフには単なる負担になる。

でも、スタッフがその体験をすれば、わくわくしながら楽しんで組織を改善していく。

やることは同じ。

でも、心が違う。

そうなると、自然と結果も変わってくる。



人材育成。



こんな不況な時代だからこそ、人材の育成である。


だからこそ、今、この瞬間に人材を育成するのです。


今日も、川島が群馬県いとう眼科さんに、4日間の留学に旅立ちました。

何にもかえがたい経験をしてくるのでしょう。

そして、すまいる歯科に、そして、求めている方々にそれを発信するのでしょう。

さらに、反対の方角である大阪には、すまいるから3人、実践会にいっております。
1年間、ハードになりますが、必ずや完走してくれるものと信じております。



自分の経験を、みんなに伝えてください。


「人生とは学びの連続である。」


終わりなき旅。


そのひたむきな姿勢は、家族に、友に、子供に、子供の友達に、すべての人に連鎖してくるものだから。

そうしたら、きっと良い未来が待ってると思うから。




そんな私も、もちろん勉強中。


まだまだ修行僧。


みんなに支えられているから、みんなを支えます。



みんなでいこうぜ!