「アスリートの意地」 | 迷えば原点

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医療法人翠章会 すまいる歯科 理事長・山村洋志明が書き綴ったブログです。

みなさんこんにちは!
岡崎市・豊田市の歯医者 すまいる歯科の山村でございます



いやぁ~

観ました?

「大相撲」と「マラソン」


すさまじかったですね!!




今日はテレビに釘付けでしたよ。ほんとに。




まずは、「大相撲」


白鵬の執念はすごいものがありましたね。


中盤での朝青龍とのひきつけあい!!


はじめてこんなに「大相撲」で興奮しました。


「休んでいた横綱には負けられない!」


まさにそんな気迫が感じれる一番でしたね!


実況の方の


これは大相撲になりましたぁ!!」

という実況が印象的でした。


この実況を聞いて、改めて「大相撲」という言葉の意味がわかった気がしました。





そして、今日のもうひとつの意地はマラソンの福士選手ですね。


34キロ付近からの突然の失速。

そして4度にわたる転倒。



トラック競技では第1人者の福士選手のあの姿は、驚きでしかありませんでした。



競技場が見えてからの記憶がないそうです。



転倒したのもおぼえていないそうです。



何度倒れても、ゴールを目指す。



本能がそうさせるんでしょうか?




初めてのマラソン挑戦。



トラック競技で栄光をつかみ続けてきた彼女なら、途中で棄権しても誰も責めないのではないでしょうか?


これからも何度も何度も、転倒シーンがテレビで放映されるのでしょう。



本人からすれば、見たくもない姿なのかもしれない。



でも、よろめきながらも、転倒しながらもゴールを目指した・・・





現代に生きる私達は、


恥をかきたくない」とか

失敗したくない」とか

人の目がきになる」とか



そんなくだらないことを気にして生きています。




でも、福士選手にとって、もっとも屈辱なのが、

ゴールできないこと」なのかもしれませんね。



だから、意識を失っても、走り続けたんじゃないかなぁ。本能で。





テレビでも、ネットでも、福士選手の最長32キロしか経験したことがなく、マラソンに挑戦したことを、何度も解説していますが、確かにそうかもしれない。



でも、もっと違うところを見てあげてよ




勝ち負けだけじゃないよ



無謀であったとしても意地をつらぬきとおして、走りぬいた人間の壮絶な姿を見てあげてよ





僕にはとても美しい、プロの姿に見えたんだから。




がんばれ!福士加代子!!





明日もがんばれる勇気をありがとう!!