今日は都道府県テストから行いました。
この47都道府県をまず覚えてもらうというところはまだ小学校では3年生の時期にはかなり大きな負荷なのではないかと思っていますが、ジャングルジムの社会科はそこから始まるということとしていますので、少しずつでいいので場所と名前が一致しそれらを漢字でかける状態というものを目指していければいいのかなと思います。
例年、4月くらいまで続けてやっと満点という生徒が多いのかなと思います。
また、授業でも都道府県の特徴からやっていくため、授業で登場した都道府県などが頭に入っていくので長時間お家で勉強して疲れてしまうということは必要ありません。
少しずつ、焦らずやっていければいいのかなと思います。
今日は都道府県の面積について学びました。
大きい順と小さい順については上位5つまで覚えておけるといいのかなと思います。
また、北海道の面積が日本全体の面積の約20%だということも重要です。
これは昨年の小6の模試(合不合判定テスト)の一部ですが、このように知識を使って問題を解くということが後々要求されます。
日本の国土面積が約38万だということと、北海道の面積が約20%だということがわかれば、38万×0.2の7.6万に一番近いのを選んで終了と最短で正答を出すことができます。
しかし、この知識を持ち合わせていないまま他に知っていることで解こうとしてしまうとどのようになるでしょうか。
東北地方には2位の岩手や3位の福島があるからなかなか大きそうだ
でも中部も新潟とか岐阜とか長野とか大きいな
人口でエが関東だということはどうやらわかるな
名古屋あるしイは中部だろうな
北海道と東北ってどっちが大きいだ〜どっちが人たくさんいるんだ〜
となってしまい、ほぼ目をつむってアかイを選ぶこととなるのかなと思います。
実際の正答率も約50%でした。
そこで、北海道地方は東北や関東や中部よりも大きいという復習・暗記の仕方というものはほぼ意味がなく、また、78421という数字を何かの語呂合わせのように覚えることも効率的ではありません。(静岡県の面積が7777㎢なのはキリがいいので知っておくよう指導しています)
日本の国土面積が約38万だということと、北海道の面積が約20%だということを覚えておくというのは実は小4のかなり序盤にやったっきり、問題に出てくるまでやらないということが言え、この時期から実は本格的に出題されることを勉強しているんだなということがわかります。
しかし、冒頭でも書いた通り、焦らず都道府県を覚えるというところから始めましょう。
次回も都道府県のテストを行うのでその対策を宿題とします。