5月16日 明治学院中学校 塾対象説明会 | ジャングルジムブログ

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今日は、西武国分寺線小川駅から徒歩10分にある明治学院中学校の塾対象学校説明会に参加して来ました。

 

 

この学校の説明会には昨年も参加させていただきました。

そのレポートはこちらになっております。

2017年5月17日 明治学院

 

今日は説明会に先立って、中学棟、高校棟にて授業の様子を見学させていただく時間がありました。

ちょうど中間試験前ということもあってか緊張感あふれる教室の雰囲気を眺めながら、施設の見学をさせていただきました。

まず、目に飛び込んできたのが広大な人工芝のグランドです。

説明会でもお話ありましたが、土のグランドから人工芝に張り替える工事を行い雨の日でも部活動ができたり、体育の授業で土に汚れることなく思いっきり体を動かせることは大きな魅力なのではないかなと思います。

また、グランドの広さも20000平方メートルと広大で、サッカーのフルコートに必要な面積が約7000平方メートルであることを考えると、その広大さがよくわかると思います。

 

中高一貫校でのグランドの広さという問題は運動部の生徒にとっては切実で、中高サッカー部、中高野球部、などがグランドを共同で使うとなると当然日によってはグランドが使えないまたは、スペースが狭くなってしまうなどの悩みが発生します。

明治学院中学校ではそのような悩みは必要なさそうですね。

 

また、高校棟廊下でこのようなものを見つけました。

 

箱の中を見てみると、分野ごとの練習プリントが初級レベル、中級レベル、上級レベルとレベル別に入っていて、苦手な分野の補強や、得意な分野でのチャレンジが生徒達自身の判断で行えるようになっています。

 

英語の箱もあって、素晴らしい仕組みだなと思いました。

ジャングルジムでも取り入れてみたいと思いました。

 

30分ほど施設と授業の様子を見学させていただいたあと、学校説明会が行われました。

 

はじめは学校長の伊藤先生のお話でした。

ご挨拶に先立って、今年の中学入試の合格発表時において、学校のホームページから結果が見られない状態があったことについてのお話がありました。

今年は設備を増強してこのようなトラブルがないように万全を期しているそうです。

 

ご挨拶では、今後本格的に始まってくる大学入試制度改革の動きを注視しつつ、生徒がその先の社会で活躍できるように10年、20年先の世界を見据えているということをおっしゃってました。

また、これからの社会で必要となってくる4つの力と、その力をつけるにおいて明治学院でできることをお話ししてくださいました。

①前向きに、へこたれずに、負けない人間

これは、学校で様々なことを体験していくうちに身につくのではないかとおっしゃっていました。

②共同力、力を合わせられる人間

これも、①と同じように体験していったり、学校が基調としているキリスト教の精神での教育によって育てていこうとのことです。

③言葉を使って意思を伝えることに長けた人間

これは機械にはできないことであり、明治学院では人の話を聞く、本を読む、自分の言葉(日本語 英語)で発信することを重視しているそうです。

④ずっと学び続けられる人間

大学入試制度改革の進みを注視しつつも、大学入試で勉強が終わらないような学校をとのことでした。

 

次に、学校紹介の映像を見せていただきました。

特に印象に残ったのが、明治学院の生徒さんの発信力の高さです。

英語のスピーチをはじめ、理科、社会での発表の様子が映像の中にあったのですが、中高生とは思えないほど堂々と伝わりやすいように発表していて、校長先生がおっしゃっていた、機械にはできない言葉を使った意思の伝達が鍛えられているなと強く感じました。

 

続いて大西副校長より今年の卒業生の進路状況についての説明がありました。

明治学院中学校、明治学院東村山高等学校では中高6年を第1ステージ(中1・中2)、第2ステージ(中3・高1)、第3ステージ(高2・高3)にわけ、第2ステージ中に第3ステージを他大学進学を目指す受験コースと、内部推薦で明治学院大学進学を目指す推薦進学コースのどちらに進むかを決定します。

3つのコースで、一人ひとりの希望する進路に沿ったカリキュラムで学ぶ環境が整えられています。

 

受験コースでは理系1クラス、文系3クラスで演習を中心とした授業を行い、進路講演会や模試の準備講座、面談・出願指導等で他大学進学をサポートしています。

2018年度の進学実績は、国公立 4名(東北大、首都大他)、早慶上理ICU 12名、GMARCH 69名だそうです。

2017年の早慶上理ICUは21名でしたので、首都圏私立大学の定員厳守の影響を受けてはいますが、その分GMARCHの合格が2017年と比べて12名増えています。

受験コースでは原則として明治学院大学の推薦権は放棄することになっていますが、成績上位者の中で各学科1名ずつを対象に明治学院大学の推薦権を保持したまま他大学への受験ができる特A推薦という制度もあるようです。

 

推薦進学コースでは昨年度卒業生の約30%である79名が明治学院大学に進学したようです。

 

 

最後に、各教科の先生より2018年度中学入試についての説明がありました。

どの教科もオーソドックスな出題となっていますが、各問題の正答率等細かいデータもいただいたのでこれから細かく分析してみたいと思います。

 

帰り道、私たちの塾名であるジャングルジムを見かけたと思ったら向後先生がすでに登り始めていました。

向後先生が落ちてしまうのではないか、ジャングルジムが壊れてしまうのではないかとハラハラしましたが無事登頂したようで、この笑顔です。

 

 

 

明治学院中学校 明治学院東村山高等学校

 

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