今日も漢字テストから始まりました。
書きと読みを30個ずつ覚えてくるのは厳しい課題ではありますが、やってもらうことが国語の点数を落ち着かせるために不可欠です。
ジャングルジムではこの教材を用いて漢字テストを行っています。
過去問でおなじみの声の教育社の教材ですが、入試問題で出題されている漢字を集めてテスト形式で出題されています。
今は市販されていない“幻の教材”です。
文章の得意・不得意や、巨大な配点を占める記述問題が書けた・書けなかったというような得点のブレが大きい国語の点数をまさにこの絵のように下から支えてくれるものが知識の分野です。
この漢字テストは“何が出てくるかわかる”テストです。
したがって満点を取ることが対策次第では可能です。
逆に満点を取れなかったということは、対策が不十分だと指摘されてもしょうがないのです。
まだ始めてすぐなので対策の甘さには目をつむっていますが、自分が満点を取るための勉強量がどれくらいなのかをわかるようにしておいて欲しいと思います。
読解では、演習問題の2回の問題を演習・解説しました。
私の大っ嫌い(おそらく好きという人は少ないと思います)なある虫をテーマにした文章なので、気分はいいものでありませんでしたが、生徒たちもよく耐えながら読んでいました。
また、論理の学習では、前後関係、説明問題、比喩を扱いました。
説明問題では、傍線部をよく読み説明すべきポイント(骨)を捕まえて、次に、その骨の周りの肉を文脈から探っていく手順と方法を学びました。
記述問題は先述したように、巨大な配点をもっています。
100点中10点や12点といった配点は脅威で、社会や理科の大問1つ分ほどの点数です。
先ほど、知識の大切さを偉そうに語りましたが、コツコツ稼いだ得点が記述一つで簡単にひっくり返ってしまいます。
記述が得意になるようにするという目標をいきなり掲げるよりも、まず、記述が嫌だと思わない、記述から逃げないといった状態にしていこうと思います。