ノルマの功罪 [上] | 六月の虫のブログ

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昨今話題のSTAP細胞の論文に関しての疑惑。


研究者の世界も厳しいそうですね。5年契約で、結果を出せないと次の契約はしてもらえないそうです。


バブルの頃、証券会社の営業もノルマを課せられて大変でした。


ノルマがきついと、どうなるのか・・・


会社を辞める人が出てきます。最近の製薬会社の事例でも、以前紹介しました。


『マス・マーケティング 営業の悲劇』

http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11025348545.html


『マス・マーケティング 営業の悲劇の後』

http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11147911662.html


ノルマを厳しくして、自発的に辞めさせる会社もあるんです。


さらに、ノルマがきついと、悪いことをする人が出てきます。


証券会社の場合、手数料欲しさにお客さんの株をお客さんに内緒で売り買いしたり・・・。


製薬会社の場合、商品を勝手に送り込んできたり、その勝手に送り込んできた商品を返品しても入帳しなかったりします。中には、そのような返品された商品を倉庫を借りて、自分で持っていた営業マンもいました。他店が返品した商品をおまけに付けるから、商品を買って欲しいと提案する営業マンもいました。


このような不正は、その会社のイメージ低下を招くばかりではなく、経済的な損失も大きくなります。


STAP細胞の論文がそうでないことを願います。


つづく・・・