マス・マーケティング 営業の悲劇の後(途中経過) | 六月の虫のブログ

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 以前のブログで、『マス・マーケティング 営業の悲劇』という記事を書きました。


 その記事では、ある製薬会社の営業担当者のリストラについて書きました。その製薬会社は営業をリストラして、テレビ・コマーシャルなどのマス・マーケティングに傾斜しました。売上げが落ちても、利益は出すというのが狙いだと思います。


 今日、そのライバル会社の営業担当者と商談しました。


 彼によると、彼のライバル会社(マス・マーケティングに傾斜した会社)の商品が、得意先(ドラッグストア、薬局・薬店)でリストラにあっているそうです。コマーシャルにのらない商品は、棚から外されているのです。


 その会社のターゲットはマス(不特定大多数の消費者)で、重視する取引先は大手のチェーン・ドラッグ。ただ、彼らもコマーシャルにのらない商品は、棚から外します。


 話を、そのライバル会社の営業担当者との会話に戻します。


 彼は、もし、そのマス・マーケティングに傾斜した製薬会社が成功したら、彼の会社も追随しないか心配しているのです。彼は、営業としての自分の価値を上げないといけないという危機感に駆られているといいます。


 リストラにあった前当店担当者からの年賀状には、今、就活中でもうすぐ仕事が決まりそうなことが書いてありました。


 良かった。


 最後にもう一つ、ライバル会社の担当者は、「あんなひどいリストラをするような会社の商品を売りたくない!」という得意先が多いらしいのです。


 さて、どっちが生き残るのでしょうか?



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 鷲とウサギの会社の物語です。さて、生き残るのは、鷲か?それとも、ウサギ?