ウェールズの獅子舞⁈マリ・ルイード | ボーダーテリアJJと英国ウェールズ田舎暮らし

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英国ウェールズの田舎で暮らし始めたボーダーテリアJJ(ジェイジェイ)の成長記録と日々の出来事を綴っていきます。

ノスウェスダー。こんばんは。


今夜、北ウェールズ各地で行われた冬の風物詩キラキラ


マリ・ルイード(Mari Leyd)


初めて聞いた時は、


??キョロキョロ


の名前だと思った私(笑)


まあ、人と言えば、人だけど…


コチラがそのマリさんです下矢印


画像はWikipediaより拝借


馬の骸骨を被り、身体を白い布で覆ったはてなマークはてなマーク


でした。ガーン


ウェールズ語名の意味は「灰色のメリー」。


クリスマスから、新年にかけて行われる風習で、マリを連れたグループが村の家々をまわり、玄関先で詩や歌を披露音譜


家主と競い合ったりすることもあるとか笑


そして、家の中に招き入れてもらえると、マリは子供たちを追いかけ回し、大きな口をパクパクさせて噛み付くという…


まるで、


ウェールズ版の獅子舞!?びっくり


でも、何で馬の骸骨はてなマーク

獅子舞より不気味やん魂


食事や酒を振る舞ってもらうと、ご機嫌で次のお宅へ移動。酔っ払い照れよだれ


寒くて長い冬の夜に、村人同士で安否確認し、交流する意味合いもあったそうですラブラブ


起源は不明ですが、古代から続く風習で、一時は廃れたものの、現在は村や地域でその伝統を継承すべく、新年のイベントとして実施。




ヘン・ガラン(Hen Galan)は旧正月。


ユリウス歴の新年キラキラです。


アングルシーやスノードニア周辺在住のクラスメイトがグループチャットに写真や動画を送ってくれました。爆笑




来年は私も見学に行きたーいっ!!

でも、ビビリなJJ🐶は…


留守番かな笑



ビビリじゃねえしむかっ🐶





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マリ・ルイード(Mari Lwyd)
 南ウェールズは炭鉱の発達とともに、鉄道など近代的な施設の開発が進んだ。その一方で、奇妙な風習が生まれもしたのである。マリ・ルイード(Mari Lwyd)はそのひとつ。文字通り訳せば「灰色のメリー」だが、特定の人間をモデルにしたものではない。
 これはクリスマスから新年にかけて行われる風習で、馬の骸骨を被り、体を白い布で覆ったマリ(Mari)と呼ばれる人間を連れた一団(下写真・パンフレットより)が、家々を訪問してまわるというものである。



 一団はまず、家の戸口に立ち、詩を朗読し一団の中で競いあう。歌を歌う場合もあるという。家の中へ一団が入ることが許されると、マリは家の女の子を追い掛け回す。逃げる女の子を捕まえては、馬の骸骨の顎を使って噛み、大騒ぎをする。家族が一団に振舞う食事と酒の用意ができると、マリは大人しくなる。そして一団は家族と共に宴に入るのだ。

 非常に変った習慣だが、ウェールズには家々を戸別訪問する習慣があるという。特に、長く寒い冬の間にこれらの習慣は集中している。これらの習慣は、人々が家にこもる冬の間に親交を暖めるのみならず、その家の人が元気で暮らしているかを確認するための作業でもあるのだ。同時に、娯楽の少ない時代に、娯楽を提供する方法でもあったのだろう。まさに生活の智恵から生まれた習慣だ。