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NEC PC-88VA2を修理(?)している記録です。

フロントのスピーカが鳴らないので、調査のために分解していた時の話です。

 

何やら2ドライブ目のフロッピードライブの中から、カラカラと音がすることに気づきました。

何かの部品が外れてドライブの中で転がっている音です。

ドライブの中に何かが転がっていたら、ディスクを入れた時にその部品が嚙みこんで、

重大な故障の原因になってしまうかもしれません。

 

ただ、ディスクドライブって、一度分解してしまうと物理的な再調整が必要になるとか

聞いたことがあるような無いような・・・

もしそんなことになったら、素人には手に負えません。

できれば分解したくないのですが、このまま使い続けると、取り返しのつかないことに

なってしまいそうな気がしますので、意を決して分解することにしました。


さて、FDDのフタを開けてみると、中身はこんな感じです。

因みに修理前の状態を撮影するのを忘れていて、これは修理後の状態です。

転がっていたのは、恐らくはヘッド部分に外乱ノイズが入り込まないようにするための

電磁波よけカバーと思われる金属プレートです。(下の写真の赤い枠で囲った部品)

これがウレタンを挟んで接着してあったようなのですが、ウレタンが40年近くも

原型を留めているわけもなく、ボロボロに崩れて部品は取れてしまったというわけです。

 

そんなわけで、上の写真ではこの金属プレートを接着剤で直接ヘッドに接着してあります。

接着剤で接着することが正しいのかどうかはサッパリわかりませんが、

まあ、部品が付いていないままにするよりはいいでしょう。

 

接着剤が乾くのを待つ意味も含めて、今日は動作確認まではしません。

ていうか、本体がバラバラな状態なのでできませんw

スピーカが鳴らない原因を調査するのが当初の目的でしたが、FDDのフタ開けて

イジってしまったので、まずはいったん組み立ててFDDの動作チェックをしてから、

再度スピーカの調査に戻ろうかと思います。

 

【Framさんの調査の話】

因みに、ウチのPC-88VA2のFDDは以下のラベルが貼ってあります。

Framさんの調査によるとFD-55GFRというドライブはPC-8801MA2でも使われていて

ジャンパ設定によって使い分けられているのだそうです。

PC-88用FDDの調査まとめ | Framのレトロハードメンテナンス記録
こんな色々と詳細な調査して結果をまとめられているなんて、スゴ過ぎます!

貴重な調査結果を公開していただき、ありがとうございます!

ネットで色々検索していたところ、工学社の月刊I/O 1987年8月号にPC-88VA全回路が掲載されているという情報を得ました。
ちょうどオーディオ回路周りを調べようとしていたところだったので、古本サイトを探し回っていました。

ありました。
正しくは古本は見つからなかったのですが、Internet Archiveに。

→ 月刊I/O 1987年8月号

 

 

うん・・・、初代だね。

ウチにあるのは二代目PC-88VA2で、見たかったオーディオ関連の部分は、初代から変わった部分でした。

というわけで、知りたかった内容に対してはあまり意味なし。

 

しかし、当時のパソコン雑誌を見ていると、パソコンの新機種が次々と出ていて、時代に勢いがあったのがよくわかるよね。

今の日本メーカには、こんなふうに次々と新機種を投入することなんてできなくなってしまいました。

残念なことです。

 

↑の続きです。

可変抵抗を入手し、元々の電源基板に取り付け、電源電圧を12Vに調整しました。

すべての電解コンデンサを交換して、腐食が見られた抵抗を交換してもダメだったので、長いこと修理は諦めていました。

代替品でどうにかしようと頑張っていましたが、代替品でもなかなかうまくいかず、壁にぶつかっていたところでした。

今回、可変抵抗の問題に気づいたことで進展です。

早速起動…。

起動しました。

見事、復活です!

代替品に比べて動作が安定しているようにさえ感じます。

多分、代替品では、どこかの電力が足りていなかったのでしょうね。

電源ユニットの具体的な仕様はわからないままだったので、仕方ないです。

 

しかし、以前の↓ブログに書いた通り、依然としてスピーカは鳴らないままです。

 

色々と試したところ、全面の音声出力端子(ミニプラグ)からは出力さているようです。

前面スピーカ:×

背面音声出力(RCA):×

前面音声出力(ミニプラグ):〇

背面RGBコネクタ出力:未確認

 

FM音源の回路そのものが故障しているわけではなく、その先のオーディオ回路周りに何か問題があるのでしょうね。

電源の修理をするつもりで変な電圧を色々と入れてしまっているので、何かのチップが死んでしまっているのかもしれません。