PC-88VA2の修理 | じょんのブログ

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NEC PC-88VA2を修理(?)している記録です。

 

↑の続きです。

可変抵抗を入手し、元々の電源基板に取り付け、電源電圧を12Vに調整しました。

すべての電解コンデンサを交換して、腐食が見られた抵抗を交換してもダメだったので、長いこと修理は諦めていました。

代替品でどうにかしようと頑張っていましたが、代替品でもなかなかうまくいかず、壁にぶつかっていたところでした。

今回、可変抵抗の問題に気づいたことで進展です。

早速起動…。

起動しました。

見事、復活です!

代替品に比べて動作が安定しているようにさえ感じます。

多分、代替品では、どこかの電力が足りていなかったのでしょうね。

電源ユニットの具体的な仕様はわからないままだったので、仕方ないです。

 

しかし、以前の↓ブログに書いた通り、依然としてスピーカは鳴らないままです。

 

色々と試したところ、全面の音声出力端子(ミニプラグ)からは出力さているようです。

前面スピーカ:×

背面音声出力(RCA):×

前面音声出力(ミニプラグ):〇

背面RGBコネクタ出力:未確認

 

FM音源の回路そのものが故障しているわけではなく、その先のオーディオ回路周りに何か問題があるのでしょうね。

電源の修理をするつもりで変な電圧を色々と入れてしまっているので、何かのチップが死んでしまっているのかもしれません。