安藤榮作 展・DEDICATE TO NOBLE SOULS「Being」 | Jun Photo Diary

Jun Photo Diary

写真を媒体に旅、日常での出会いの記録を綴ります。

本日も安藤榮作展から作品とメッセージを紹介します。

 

 

 

 

 

 

今回の個展の核になっている作品「Being」。

今回は彫刻家歴35年の中ではじめてシェイプが完成した作品に人為的に斧で傷を入れた。

それは作品を完結した鑑賞物として位置付けるのでなく、より自分に近いものとしてヒリヒリと不安定に存在させたかった思いからだ。

どの人も身体や心に傷を負いながら生きている。

それでもその人の魂はスックと立っている。

「Being」の赤い傷は、そんな私達への僕からのエールの刻印なのだ。

不思議なことに、この痛々しい赤い傷があることでこの彫刻から傷がない時よりもより慈愛や赦しの空気を感じたりする。

* 次回の僕の在廊日は12月2日、3日の予定です。3日は最終日で17時までとなります。よろしくお願いします。

 

安藤榮作

 

 

 

安藤榮作 展・DEDICATE TO NOBLE SOULS

2022年11月21日(月)〜12月3日(土)

ギャルリー志門

11時〜19時 最終日17時まで。

日曜日休廊。

〒104-0061

東京都中央区銀座6-13-7 新保ビル3F

Tel 03-3541-2511

http://g-simon.com/