Jun Photo Diary

Jun Photo Diary

写真を媒体に旅、日常での出会いの記録を綴ります。


※ブログ掲載の画像の二次使用、加工、無断転載は禁止しております。

 

今回は初めてツアー旅行に参加したこともあり、自分一人ではなかなか足を延ばせない函館郊外の名所を巡ることができました。

ひとつひとつの滞在時間は短いものの、効率よく見どころを巡れるのはツアーならではの魅力です。途中、バスはローカル線の小さな駅で私たちを降ろし、それぞれが列車に乗って数駅先へ向かいます。そしてバスは、その到着駅で再び私たちを迎えてくれるという少しユニークな行程でした。

車窓を流れる景色には、観光地とは違う穏やかな北海道の日常が広がっています。

派手さはありませんが、地域の人々の暮らしや空気を肌で感じられる時間は、旅に深みを与えてくれる大切なひとときでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に訪れたのは、北斗市にあるトラピスト修道院

1896年(明治29年)、フランスから来日した修道士たちによって創設された、日本最初の男子修道院である。正式には「厳律シトー会灯台の聖母トラピスト修道院」といい、130年近くにわたり、祈りと労働を生活の柱とする修道士たちが、この静かな地で共同生活を続けている。

修道院へと続く約300メートルの杉並木は、函館近郊を代表する美しい景観の一つ。木漏れ日が差し込む参道を歩いていると、日常の喧騒は次第に遠ざかり、心まで静かになっていくようだった。

小高い丘に建つロマネスク様式の修道院は、津軽海峡を望む絶好のロケーションにあり、その端正な姿は厳かな空気に包まれている。修道院内部は一般公開されていないが、資料展示室や売店では、修道士たちが伝統的な製法で作る発酵バターやクッキーなどを購入することができる。祈りと労働を大切にする修道院の精神は、建物や風景だけでなく、そこで生み出される品々にも静かに息づいている。

観光地としての華やかさとは異なる、時間がゆっくりと流れる空間。函館の歴史を支えてきたもう一つの文化に触れることができた、印象深いひとときだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、この日の締めくくりは大沼公園

湖面の向こうに堂々とそびえ立つ駒ヶ岳。その雄大な姿を目にした瞬間、「これぞ北海道」と思わず心が震えました。活火山である駒ヶ岳は、幾度もの噴火によって現在の山容となり、その雄々しい姿は今もなお北海道南部のシンボルとして多くの人々を魅了しています。

澄み渡る青空を背景に、湖面へ映り込む駒ヶ岳の姿はまるで一枚の絵画のよう。時間を忘れて立ち止まり、ただその美しさを眺め続けていました。自然が創り出す壮大な景色の前では、言葉さえ必要ないのだと改めて感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして旅の最終日。

昼の便で羽田へ戻るため、限られた時間をどう過ごそうか考えた末、タクシーで立待岬へ向かうことにしました。

津軽海峡を望む断崖に立つと、どこまでも続く青い海と、打ち寄せる波の音が旅の締めくくりを優しく演出してくれます。北海道らしい雄大な海の風景をまだ見ていなかった私にとって、この景色は最後にどうしても出会いたかった風景でした。

吹き抜ける潮風を胸いっぱいに吸い込みながら眺めた大海原は、今回の函館の旅を締めくくるのにふさわしい、忘れられない一枚の景色となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

旅を通して何より印象的だったのは天候にも恵まれたことです。関東では台風の接近で雨が続いていたにもかかわらず、函館では連日青空が広がり、美しい光の中で撮影を楽しむことができました。

歴史ある街並み、異国情緒あふれる建築、美しい自然、そして雄大な海と山。コンパクトな街でありながら、これほど多彩な魅力が詰まった場所はそう多くありません。

写真を撮るたびに新しい表情を見せてくれる函館。また季節を変えて、この街をゆっくり歩いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

函館番外編、函館グルメ編

 

北海道は、どこに行っても美味しいものばかり・・・

 

函館グルメを紹介しておきます。

 

 

北海道と言えばジンギスカン、初日は羽田を夕方びんでしたので

目についたホテル近くの函館ジンギスカンで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回宿泊は、ツアーセットのホテルに宿泊しましたが、充実したバイキングに納得

 

イクラは食べ放題

 

 

 

 

 

 

カニも食べ放題

 

 

 

 

 

 

 

バイキングに飽きたら鰻重、海鮮丼、函館牛のチョイスも・・・

 

 

 

 

 

 

北海道と言えばイカ、ホッケ他新鮮な魚介類は最高です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五島軒のカレー、一度はご賞味いただきたい一品です

 

 

 

 

 

函館のソウルフード

ラッキーピエロのハンバーガー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回食べれませんでしたが、ハセガワストアのやきとり弁当(豚肉です)

こちらも函館でも有名です

 

 

 

 

北海道は、食事だけ楽しむだけでも満足のいく場所ですね・・・・

 

 

 

 

函館を訪れたなら、一度は足を運びたい場所がある。
それが、幕末の激動の時代を今に伝える五稜郭だ。

 

緑豊かな公園として市民や観光客に親しまれているこの場所は、もともと北方防衛のために築かれた日本初の本格的な西洋式星形要塞である。五つの突起を持つ美しい星形は、敵からの攻撃を効率よく防ぐために考案された軍事建築であり、日本の城郭とはまったく異なる姿に思わず目を奪われる。

 

そして、この地は単なる史跡ではない。幕末最後の戦いとなった箱館戦争の舞台でもあり、多くの志士たちが時代の大きなうねりの中で未来を懸けて戦った場所でもある。静かな堀や石垣を歩いていると、150年以上前に繰り広げられた歴史の息吹が、今なおこの地に残されているように感じられる。

 

五稜郭を訪れたなら、ぜひ五稜郭タワーへも足を運びたい。

展望フロアへ上がると、地上からでは決して見ることのできない景色が目の前に広がる。眼下には、まるで精巧な幾何学模様を描いたような美しい星形の五稜郭。その姿は、設計者の知恵と美意識が見事に融合した芸術作品のようでもある。

 

さらに視線を遠くへ向ければ、函館の街並み、その先に広がる津軽海峡、そして天気の良い日には遠くの山々まで見渡すことができる。季節ごとに色彩を変える五稜郭は、春には約1,500本の桜が城郭を淡いピンク色に包み、夏は深い緑、秋には鮮やかな紅葉、冬は一面の雪景色と、訪れるたびに異なる表情を見せてくれる。

写真を撮る者にとって、この場所はまさに特別な存在だ。

 

地上では堀や石垣、木漏れ日が織りなす立体的な風景を切り取り、高所からは星形要塞の完璧な造形美を一枚の作品として収めることができる。同じ場所でありながら、視点が変わるだけで全く違う魅力を見せてくれるのも五稜郭ならではの楽しみである。

 

歴史を学び、美しい景観に心を奪われ、そして写真を撮る喜びを味わう——。

五稜郭は、ただの観光地ではなく、函館という街が歩んできた歴史と文化を静かに語り続ける場所であり、訪れる人それぞれの心に深い余韻を残してくれる。

この星形の要塞を見下ろしながら、幕末という激動の時代に思いを馳せる時間は、函館の旅をより一層印象深いものにしてくれるに違いない。

 

 

 

 

 

 

武者返しの城壁(城壁上段が飛び出てている)

 

 

 

 

 

 

 

函館奉行所

 

 

 

 

 

 

 

 

奉行所内中庭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土塁

 

 

 

 

 

 

 

 

土塁から五稜郭タワーを望む

 

 

 

 

 

 

 

 

五稜郭タワーから函館山方面を望む

 

 

 

 

 

 

 

五稜郭

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元町の異国情緒あふれる街並みから、開港の歴史を今に伝えるベイエリア、そして街全体を見渡す函館山へ――。

 

函館は決して大きな街ではありません。しかし、そのコンパクトな街並みの中には、開港以来さまざまな文化を受け入れながら歩んできた歴史が凝縮されており、歩くたびに新たな発見があります。

 

この日は、元町地区からベイエリアを巡り、函館山へと続く道のりを一日中歩き続けました。石畳の坂道や歴史的建造物、港町ならではの風景が次々と現れ、そのどれもが新鮮で、まるで街そのものが語りかけてくるようです。写真を撮るたびに足を止め、また歩き出す。その繰り返しが心地よく、時間の流れさえ忘れてしまいました。

 

そしてこの日の締めくりは、函館山からの夜景です。函館の夜景は日本を代表する景観として広く知られていますが、実際に目の当たりにすると、その美しさは想像をはるかに超えていました。海に挟まれた独特の地形の中に、無数の灯りが宝石を散りばめたように輝き、歴史ある港町が静かに息づいていることを感じさせてくれます。

 

かつてパリのエッフェル塔から夜景を眺めた際には、思い描いていたほどの感動を得られなかった記憶があります。しかし函館では、この小さな街だからこそ生まれる光の密度と温もりがあり、その景色に心を奪われ、気が付けば時間が過ぎるのも忘れて見入っていました。

異国文化の面影を残す街並み、坂の向こうに広がる港の風景、そして世界に誇れる夜景。函館は、ただ観光地を巡るだけではなく、その歴史と文化の息づかいを感じながら歩くことで、より深い魅力に出会える街だと思います。だからこそ、多くの方にぜひ一度、自分の足でこの街を歩いてほしいと感じました。