Jun Photo Diary -2ページ目

Jun Photo Diary

写真を媒体に旅、日常での出会いの記録を綴ります。

 

 

渋沢栄一財団機関誌、『青淵』12月号の表紙を担当させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

「岩と雪の殿堂、北アルプス剱岳」

 

剱岳は北アルプスの中でもひときわ峻険な山容を誇り、「岩と雪の殿堂」と称される特別な存在です。標高2,999メートル、その切り立った岩壁や雪渓は古来より登山者の憧れであり畏怖の対象でした。かつては「未踏の山」とされ、明治40年に測量官・柴崎芳太郎らが三角点設置のために挑んだ記録は、日本登山史に大きな足跡を残しています。さらに、剱岳は修験の行場としても知られ、山岳信仰の歴史が色濃く息づいています。

 私はまだ剱岳の頂には立っていませんが、その雪に覆われた姿を望むべく唐松岳山頂を目指しました。北アルプスの残雪期は、一歩の判断が命取りとなる厳しい世界。天候を注視しながら、アイゼンとピッケルで確実に足元を確かめ、一歩ずつ進みました。

 やがて目前に現れた剱岳にカメラを向けると、それは単なる冬景色ではなく、自然の厳しさと荘厳さを映す存在そのものでした。白銀の稜線は陽光に輝き、刻々と表情を変えては新たな姿を見せます。その瞬間ごとに、剱岳が時代を超えて人々を魅了してきた理由を実感しました。

 今回の撮影では、山の静謐さと同時に潜む力強さを記録に残したいと願いました。写真を通して、この山に宿る威厳と歴史の重み、そして人の心を揺さぶる特別な存在感を伝えられればと思います。

 

https://www.shibusawa.or.jp/outline/seien/921202512.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京国立博物館で開催された「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」に出かけました。

奈良・興福寺の北円堂は、本尊の国宝 弥勒如来坐像と両脇に控える国宝 無著・世親菩薩立像が、鎌倉時代を代表する仏師・運慶晩年の傑作として広く知られています。運慶の仏像が安置される空間をそのまま伝える貴重な例である北円堂は通常非公開ですが、修理完成を記念して弥勒如来坐像の約60年ぶりの寺外公開がされました。本展は、弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像に加えて、かつて北円堂に安置されていた可能性の高い四天王立像を合わせた7軀くの国宝仏を一堂に展示され、鎌倉復興当時の北円堂内陣の再現を試みる奇跡的な企画を拝見することができました。

 

北円堂は、奈良に行っても公開されていないことが多いので、貴重な機会に大満足でした。

特に国宝 無著・世親菩薩立像は、圧巻、無理して出かけた甲斐がありました。

夕方に訪れたので帰りはすでに暗くなり、上野駅までライトアップされた銀杏を楽しみながら帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各地から紅葉の便りが届き始めた頃、箱根・仙石原の長安寺を訪れました。


今年は夏の猛暑の影響で紅葉の色づきが心配されていましたが、

 

10月後半の冷え込みが功を奏したのか、

 

境内の木々は例年にも劣らぬ鮮やかさを見せていました。

 

羅漢場には多くの観光客が訪れ、それぞれ思い思いに秋の彩りを楽しんでいる姿が印象的でした。


これからさらに冷え込みが深まり、長安寺にも静かに除夜の季節が近づいていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#SONYα-7CR   #16-35GM、#24-、#70-200GM