Jun Photo Diary -2ページ目

Jun Photo Diary

写真を媒体に旅、日常での出会いの記録を綴ります。

 

来年の個展に向けた作品撮影のため、真鶴半島の原生林へと足を踏み入れる。


本番は夜の撮影。だがその前に、まだ光の残る森の中で、静かに向き合うべき被写体を探して歩く。

 

木々の間を巡りながら、ようやく心に引っかかる一本の樹に出会う。


その存在感を確かめるように佇み、やがてライティングの準備に取りかかる。

 

昼の光の下でもなお圧倒的な迫力を放つ森の樹々。


闇が訪れたとき、その表情はどのように変貌するのか――想像するだけで胸が高鳴る。

 

作品の全貌は、個展の会場にて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末、予想をはるかに上回る大雪に見舞われました。そんな厳しい天候のなか、箱根・仙石原の長安寺へ、雪景色の撮影に向かいました。

 

早朝6時に横浜を出発。すでに街はうっすらと雪化粧をまとっていましたが、道路状況は思いのほか落ち着いており、御殿場側のルートもきれいに除雪されていました。交通量も少なく、冬の静けさのなかを走り抜け、思いのほかスムーズに長安寺へとたどり着くことができました。

 

前日から降り積もった雪は、境内を一面の白銀世界へと変え、まるで別世界へ誘うかのように静かに迎え入れてくれました。凛とした空気、雪に包まれた伽藍や石仏の佇まい。その美しさに、しばし言葉を失います。

 

しばらくは雪も止み、撮影には理想的なコンディション。柔らかな光に包まれた雪景色を、夢中でカメラに収めていました。しかし時間の経過とともに空模様は一変。穏やかだった境内は次第に吹雪へと変わり、厳冬期らしい力強い表情を見せ始めます。その劇的な変化に胸が高鳴り、感動のままにシャッターを切り続けました。

 

気がつけばすでに昼過ぎ。周辺道路では通行止めや大渋滞が発生しているとの情報も入り、帰路の心配がよぎります。最終的に箱根旧街道が比較的空いていると判断し、路面状況を慎重に確かめながら、ゆっくりと帰路につきました。

 

久しぶりの雪景色の撮影。決して楽な道のりではありませんでしたが、その分だけ心に残る光景と出会うことができました。やはり、ひと手間もふた手間もかけた先には、それに見合うご褒美が待っているものですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一月も終盤を迎え、寒さが緩む気配を期待するも、

 

寒気はなおも居座り、凛とした冷え込みが続いている。


この日の海岸線は風荒く、打ち寄せる波の一つひとつが、

 

冬の厳しさを語りかけてくるかのようだ。


しかし、海も山も、その厳しさの中にこそ、息をのむほどの美しさを宿し、

 

静かに心を癒してくれる。


やがて訪れる二月、自然はまた新たな息吹をまとい、

 

私たちの前に、次の季節への扉をそっと開いてくれるだろう。