「通学路安全対策」確認 その3
13:30から富田西広域公民館で開かれる「ふるさとの川フォーラム2014」(主催:逢瀬川ふれあい通り実行委員会)に参加するため、その前時間を利用して、昨年からの続き、12月末に終了した箇所も含め見て回ることにした。
赤木小学校 通学路
交差点が赤く舗装され、小学校に通ずる歩道に真新しいガードレールが設置されていた。
ここは国道4号からの抜け道ととうねめ通りの支線の交差点で交通量は多い。特に抜け道から支線に出る時、車両の頭をギリギリまで出さなければ安全確認できないため、歩行者にとっては危険な個所だということが直ぐにわかる。
危険な場所だという印象。
自然発光鋲は見当たらなかったが、舗装とガードレールの効果はあるのではないだろうか。
...市内から、美術館通りを東へ。
気温が高く、坂の途中上着を脱いで、自転車をこぎ進める。
緑が丘団地に入り、途中、緑が丘公園へ。公園は犬の散歩をしている方一人だけで、静かだった。これからちびっこが来るのだろう。
緑が丘第一小学校 通学路

ここは交差点のカラー舗装。交差点中心分ではなく支線側に施されている。本道の先が小学校のため、このようになっているのだろう。
本道の歩道は、縁石が高く、セダンや軽自動車からは歩行者が守られると思われる。
緑が丘ふれあいセンターに立ち寄る。
その図書室は新築特有の香りがしていた。中は、ちびっこ用の絨毯スペースが1/4を占め、他1/2に書架がある構成(1/4は事務スペースと通路)
絨毯スペースが広い事でも分かる通り、子供たち用の本が充実していて、絵本の他「名探偵コナン」などのコミックもそろっていた。学術系の書籍は最低限といったろころ。
日和田小学校 通学路
記事では二か所になっていたが、一本道への施工だった。正門に向けて北から南からやってくる子ども達のための側道舗装。
この小学校の校庭のローケーションはすばらしく、開放的だ。東側に立つと郡山市内が見下ろせる。ここで遊んだ子ども達にとっては忘れられない光景なのではないだろうかと思った。
この側道舗装が施されている南側、原町側の接続道は交通量が多く、狭い中での対面通行なのが気になった。
富田東小学校 通学路
国道4号バイパスを強風に自転車を揺らされながら南下した途中、「ゾーン30」の標識、路面表示を確認するため寄り道。富田東小学校の通学路だ。

国道のバイパスが近いため、スピードを出す人が多い(のでは)という理由からか。
富田小学校 通学路
インター通りを越えた先、ここで良いと思った場所には交差点舗装が施されていた。国道49号線、国道4号バイパスの間に挟まれた場所だけに、朝の交通量の多さは容易に想像された。
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*参考
◆福島民報 2013年12月26日付け 紙面より
...こちらは“県”管轄道路の安全対策実施を伝える記事。県の県中建設事務所 が実施者。
・昨年(24年)度に国・県・警察・地域で合同点検し87ヶ所を認定
・うち県管轄は32ヶ所
・(25)年度内対応は、うち25か所
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◆福島民報 2012年12月20日
...「ゾーン30」の現地説明会が初開催されたことを伝える記事。場所は富田東小学校付近。
*追記(2014年5月9日)
◆福島民報 2014年5月9日付け 紙面より
...全国に「ゾーン30」を設定する区域が増えている事を伝える記事。県内は昨年度までに14ヵ所設定されたという。
日本原子力学会シンポジウム
13時から、JR福島駅から程近い「コラッセふくしま」の多目的ホール(4階)で開催されたシンポジウムに参加。
「東京電力福島第一原子力発電所事故後の環境回復の取り組み」として一昨年から開催されている。
第5回目となる今回のテーマは
だったが、内容は多岐にわたった。
①除染・廃棄物処理の進捗と課題 (環境省 小沢晴司氏)
②セシウムの土壌中の挙動及び構造と廃棄物処置 (東芝 三倉通孝氏)
③放射線モニタリングと健康影響 (日本原子力研究開発機構 竹安正則氏)
④福島第一原子力発電所の状況報告 (東京電力 山下和彦氏)
⑤福島県の取り組み(福島県の除染対策について) (福島県 遠藤浩三氏)
と内容は原発事故で知っておくべき知識・情報等が網羅されており、一般の人にも分かりやすい内容となっていた。
会場は学会関係者らしき方々が多く見られ、一般の参加者が少なかったように見えた。
私にとって、②と④は価値の高いものだった。
②セシウムの土壌中の挙動及び構造と廃棄物処理
・講師:三倉通孝氏 (㈱東芝、日本原子力学会クリーンアップ分科会 幹事)
除染作業に従事していたため、大変興味深かった。
『土壌の中で特に粘土層へのセシウム吸着は強固』であり『雨水などと接触してもほとんど移行しない(非溶出性)』という知識は非常に重要で、忘れてはならないことだ。
そして、減容化について。
私は、福島の除染(中間貯蔵を含む)に、減容化は欠かせないものだと考えている。氏は、技術者の立場から“減容化は必須”との主張を繰り返した。
東芝の化学処理について3枚のスライドで説明していたが、単純な“燃やす”という減容化は県民の理解は得やすいのではないか。
④福島第一原子力発電所の状況報告
・講師:山下和彦氏 (東京電力㈱ フェロー)
東電の社員から事故当時から現在までの報告を、直接聞くのが初めてだっただけに、新鮮であり、私が持つ情報の整理に大いに役立った。
特に印象的だったのは「汚水タンク」と「ALPSから発生する廃棄物(スラリー)」のことだ。
他の講演はメディアに公表されている情報やデータが大半だったが、頭の中を整理するのに役立った。
原発事故から派生した様々な問題の解決のために技術や知識が蓄積され、更新されている。
今後も、機会があればこのようなセミナーに参加したいと思う。
他の講演については以下の通り。
①除染・廃棄物処理の進捗と課題 (環境省 小沢氏晴司氏)
・講師:小沢晴司氏 (環境省福島再生事務所 調整官)
住民とのコミュニケーションに苦慮し、理解が得られず、除染の進捗に影響していることを詫びている姿が印象的だった。
*参考:環境省指定廃棄物処理情報サイト
(郡山市 県中浄化センター
)
*参考:環境省指定廃棄物処理情報サイト (福島市終末処理場 )
*参考:環境省指定廃棄物処理情報サイト (鮫川村 農林業系副産物等処理事業 )
*参考:環境省指定廃棄物処理情報サイト (飯館村 可燃性廃棄物減容化事業(PDF) )
③放射線モニタリングと健康影響 (日本原子力研究開発機構 竹安正則氏)
・講師:竹安正則氏 (日本原子力研究開発機構 )
大気中の放射性物質濃度を今でも測り続けているという事は現実的であった。
内容の大半は“内部被ばく線量の試算”。あくまで試算であり、講演後の質問では『私の家は違う』との反対意見もあり、この話題を取り上げることの難しさを改めて思い知らされた。
⑤福島県の取り組み(福島県の除染対策について)
・講師:遠藤浩三氏 (福島県生活環境部 除染対策課 )
国(環境省)や市町村が出したデータを“まとめているだけの県”という感じがしたが、現場では何をすればよいのかという葛藤と煩悶があるのだろうかとも考えた。
「除染特別地域」が環境省、汚染状況重点調査地域が市町村と分かれているため県には“調整と情報統合”という役割があるが、今日の講演は“情報統合”の面が出ており、あとは“市町村のフォロー”となっていた。
市町村のフォローについては、
①地域対話フォーラム
②仮置場現地視察会
③住民説明会の開催支援
④除染質問コーナー
⑤リスクコミュニケーションセミナー *於:いわき市
*参考
◇NHK 「目標なき除染 」 (2013年6月14日)
自然な風景へ...女性の社会進出
「原子力シンポジウム」に向かうため福島へ向かう。
10:09郡山駅発のと東北本線下り線の普通列車に飛び乗った。
車両は一号車の先端。運転席があるところだ。
運転席に目をやると、女性運転士だった。
『女性かぁ...東北線では初めてだなぁ...』と思うと同時に、この光景を驚かない自分に少し感動してしまった。
東京で働いている頃に山手線で見た時には、驚いた。
しかし、駅構内で働くJRの女性社員を多く見かけるようになり、車掌は女性が多いくらいになった。
女性の運転手が福島で見られるようになっても何ら不思議ではない社会の雰囲気となった。
私が驚かないのも、男性ばかりだった職場に女性が徐々に進出してきた経緯を見てきた結果だと思う。
全日空に初の女性パイロット、新幹線の女性運転手など、こと“運転”に関して言えば、女性がハンドル(操縦桿)を握る事は違和感が無くなってきているのではないだろうか。
問題はこれからだ。仕事全般に、男性女性の垣根を越えた就業が見られるようにならなければならない。
そのためには政府の役割が重要だ。
社会全体の制度や文化、雰囲気を変えるには政府の力が有効だと思う。
「女性だから」と取り上げられるということに抵抗感を持つ女性も多いかもしれないが、日本全体を空気を変えるには、“変える”という意思と成果の露出を増やしてゆかなければならないと思う。
政治の意思で制度を変えても、空気までは変わらない。
政府を含めた行政や企業、組織等の関係機関は当人の共感・協力を得て、女性の“初”採用、“初”登用などを発信続けて欲しいと思う。
*参考
◆福島民報 2014年1月19日付け 紙面より
今年の夏に改定する政府の成長戦略の検討方針案に「女性活用企業」に補助金を優遇するなどの案が盛り込まれたという。
◆福島民報 2014年3月28日付け 紙面より
政府広報。「さぁ、女性が輝く日本へ 」とポジティブアクション を採る事を促している。
・もっと女性の職域拡大
・もっと女性の管理職
・もっと仕事と家庭の両立











