熱闘! 政治家への道 ~元高校球児の夢~ -72ページ目

産業金融アドバイザー

産業創出に金融は欠かせない。

 

今日の新聞に、郡山市が「産業金融アドバイザー」を設置したとの記事があった。

 

*出処:福島民報 本日付け 紙面より

 

「産業金融アドバイザー」は産総研・福島再生可能エネルギーや県医療機器開発・安全評価センターと中小企業の連携支援等について助言するという。

 

今回、アドバイザーに委嘱された丹羽氏(郡山市出身)は日本開発銀行や政策投資銀行などに勤務した実績があるようだ。

 

 

市役所の産業創出課と連携し、中小企業の進出や起業を支えて欲しいと思う。

「HAL」と「パロ」...リハビリ・介護支援ロボット展示会

県男女共生センターで開催されている「福祉機器展示会」を見に行った。

二本松は雪が降り続いていた。

会場に到着すると立て看板があった。


大雪で、展示会の閉会時間が迫っていた事もあり、来場者はまばらだった。


お目当ては、「パロ」と「HAL」。


まずは「パロ」。アザラシ型のロボットだ。

アニマルテラピーの効果は証明されているが、様々な問題のために導入できない施設があり、その代わりとなる存在だという。

*参考:大和ハウス工業HP 「パロとは?


新聞やテレビなどでその存在を知り、機会があれば触れてみたいと思っていた。


さっそく、なでてみた。

大きく愛くるしい目をパチパチさせ、なで続けると目を閉じて眠りに落ちたかのようだ。
長いまつ毛もかわいらしい。

頬をさすったり、前足をなでたり、抱き上げたりするたび、首を振り、尾を振り、全身で喜びを表現しているように見える。


説明書によると、『首、前足、後ろ足、まぶたが可動』し『光の変化を感じたり、なでられたり抱かれている状況を認識』し、また『自分の名前を覚えたり、挨拶や褒められる言葉を学習』するという。 *出処:http://www.daiwahouse.co.jp/robot/paro/products/function.html


動きも、思いのほかなめらかで、モーター音は気にならない。

何より、手触りがよく、タテゴトアザラシの赤ちゃんのものであるという鳴き声と相まって癒されてしまった。


2002年に「世界でもっともセラピー効果のあるロボット」としてギネス認定されたのもうなずけた。


なぜ、アザラシ(タテゴトアザラシ)かについても説明書には『(人間に身近な)犬や猫だと(よく知っているだけに)人間側の期待が大きく、ロボットの動きに失望してしまう』というような事が書いてあった。よく考えられている。


アメリカでこの「パロ」は医療機器に認定されていて、治療効果が上がっているという。




次は、「HAL」


原発で働いていたこともあり、作業員の労力軽減のための補助ロボットの候補として「HAL」の名前は知っていた。


しかし今日は「HAL 福祉用」。機能障害のある方々の機能回復のために役立つものだ。高度な下肢のリハビリ装置だ。

特徴は、装着者の“動くぞ”という脳神経からの信号をキャッチし、「HAL」が動き、装着者の動きをサポートする。

つまり、装着者の“動くぞ”という意思が弱いと、信号が弱くなり、「HAL」も動作はしない。

でも、その“動くぞ”という意思が弱くでも、それを「HAL」が拾えば動作し、装着者の動きをサポートし、動いた(動かした)事が脳にフィードバックされ、動いた事を達成感で“動くぞ”という意思が強化されるというような「フィールドバックループ」も期待されるという。


実際に装着することはできなかったが、このセンサーの反応を体験することができた。展示説明員(郡山ハイテクプラザにオフィスがある)にセンサーを右腕につけてもらい、腕を曲げ伸ばすことで「HAL」の右足がどのような反応をしめすか確認した。レスポンスがよく、ストレスも感じない。


リハビリの効果が大きいと実感した。


この「HAL 福祉用」は国内約170か所(カタログでは200か所)で約400台が稼働していて、その約9割が病院ということだ。



しかし、問題がある。


冒頭に示した「診療報酬」がつかないということだ。つまり、この「HAL」を使ってもその使用料が請求できないということだ。

導入した病院は、患者の機能回復や動かせる喜びのために、その費用を持ち出しているという。


現在は保険適用となるための治験を行っているというが、取得まで2~3年かかってしまうのではないかという事だ。


ドイツではこの「HAL」が保険適用され、診療報酬への加算が行われているという。


効果が上がっていて、しかも合併症などのリスク(転倒など)も少ないリハビリ器具ということ、さらに日本の「成長戦略」に欠かせないロボット産業の展開を考えれば、前例にとらわれず、特例として早急に診療報酬を認めるべきだ。


この「HAL」を開発するCYBERDYNE社の哲学は素晴らしい。


この「HAL 福祉用」は販売はしていないのだという。

聞けば、どんどんバージョンアップしているのでレンタルで機器を貸し出し、最新の機能を現場に届けたいとの開発者の熱意が伝わる。


購入という場合、補助金などが付き病院に導入されることが期待できるが、レンタルの場合そうはゆかない。

やはり、診療報酬で費用を賄わなければならない。


日々進化する機能回復・リハビリ装置により、健康寿命を取り戻す方々は多いと思う。


もともと日本の保険適用審査は長い。

私は医療機器の輸入販売会社にいたので、実感している。


機器に優先順位を付けず、申請順に行っている。


公平性の点からその制度は理解できるが、その効果や即効性など考慮できる点はあると思う。

HALに診療報酬が適用されることを願う。



...郡山に戻ると、雪は小降りになっていた。

駅前のイルミネーションが積もった雪に映え、綺麗だった。



*参考

◇パロ

開発者の声  (大和ハウス工業HP)

仕組みと動作  (  同上   )

・事例「東日本大震災の被災地 」 (  同上   )

◇ロボットスーツHAL

特徴  (CYBERDYNE社HP)

レンタルについて   (   同上   )

・「HAL 単関節用 」*開発段階 (  同上  )

・「HAL 作業支援用 」*開発段階 (  同上  )

・新聞記事:福島民報 2012年10月19日付け 紙面より



ロボット介護推進プロジェクト (事業者:公益財団法人テクノエイド協会

・公募用 厚生労働省(老健局 振興課 )資料

 「福祉用具・介護ロボット実用化支援事業(0.8億円)」(PDF)


・公募用 経済産業省(製造産業局 産業機械課 )資料

「ロボット介護機器の開発支援・導入支援について」(PDF)




乳歯収集開始...福島県歯科医師会

子どもの乳歯の収集。

震災直後から言われていた事が、約3年を経て開始されたという。


*出処:福島民報 本日付け 紙面より


環境省の「放射線の健康影響に係る研究調査事業」として開始されたと福島県歯科医師会が発表とある。


東北大(放射性物質の含有量調査)、奥羽大(データ収集・整理)の両大学が行うという。


含有量を測るのは、ストロンチウム90、セシウム134、セシウム137の三種。


家庭の協力が得られるように、県医師会のみならず行政も関わり、後世に残せるものとして欲しいと思う。