子ども医療費助成...囲まれている川口市
今日の変化。
午後、ガソリンスタンドの行列が、ほぼ解消されていました。
連日、すさまじい行列を作っていた本町122沿いのシェル。15時過ぎには、ウソのように行列が無くなっていました。また、閉店続きだった飯塚のENEOSも開店し、次から次へと車がお腹を満たしていました。
計画停電(今日、元郷付近は19時頃から)は続いているものの、3.11以前の街の姿に一歩づつ近づいている事を実感しました。
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避難所となっている、川口市西スポーツセンターも、日を追って設備内容が充実してきています。受付など、運営スタッフの作業スペースにネットワーク接続可能なノートPCが設置されました。敷設(といっても壁にテープで這わ)されたLANケーブルが、“非常時”であることを示しています。
スタッフは、相変わらず充実。『川口市は町会が機能している』との言葉通り、「横曽根」「飯塚」の町会の方々が手際よく作業をされていました。「防災かわぐちネット」の大羽賀さん、小田さん、小沢さんの奔走も続いていました。
明日からは、市のサポート体制も変わります。
川口市では、西スポの避難所開設(18日)から、毎日複数名の市職員を派遣してきましたが、明日からは、現在閉鎖している市内のスポーツセンターの職員11名を、“西スポ避難所”のスタッフとして交代で勤務させるようです。
“西スポ避難所”の“所長”には、西スポ所長がそのまま就き、意志決定を素早くするとの事です。
避難されてきた方は38名と、受入側の作業量は少なく、混乱は起こっていないものの、“西スポ避難所”の進化を目の当たりにして、私は今後のスムーズな運営に、期待を持ちました。
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話は前後しますが、西スポを訪れる前に、私は“ミニ集会”に参加してきました。
参加者は小さなお子さんを抱えるママさんです。地震の事、今の生活の事、そして政治の事、いろいろな話をさせていただきました。
そこで、皆さんが口をそろえて言っていた事があります。まずは、下の図をご覧ください。
これは、川口市を中心に、各自治体の「子ども医療費助成」の現状についてまとめたものです。
川口市は、ほぼ囲まれています。小学校入学以降も医療助成を続ける自治体にです。
あるママさんが言いました『(医療費助成のある)蕨に引っ越したいぐらい!』
確かに、小さな子どもを抱えた家庭にとって、医療費は負担となっています。
県の集計では、子どもの医療費は次のようになっています。
◇就学前(小学校入学まで)・・・18万7,000円/年
◇小学生・・・8万9,000円/年
◇中学生・・・7万1,000円/年
就学前が突出していますので、埼玉県はこの部分を全市町村に対して助成しています。
多くの県議から『小学生、中学生も助成の対象に!!』との声が上がっておりますが、未だ実現せず、小学・中学生に対する医療費助成は、各市町村の“持ち出し”となっているのが現状です。
つまり、川口市は腹を傷めず、蕨市は自腹を切っている、ということです。
そこで、私の考えですが、『埼玉県は医療費助成対象年齢を上げ、小学校卒業までとする。同時に自宅できる“子どもの健康チェックと管理”の啓蒙活動を強化し、市町村の事業のサポートをする』です。
医療費助成を中学校まで引き上げるのは、子どもを持つ親御さんの希望かも知れません。
しかし、この「子ども医療費助成」は自治体の首を絞めています。
中学校卒業まで医療費助成を行っているさいたま市では、子ども一人当たり2万1,000円と見込んだ助成額を8,000円も上回ってしましました(東京新聞2011年1月17日付け記事より )。
また、軽症でも夜間診療所や救急に行くという“コンビニ受診”という問題もあります。意志表示がうまくできず、症状の曖昧な子どもの症状について、親が判断するのは難しく『何かあったすぐに病院』となってしまい、医療現場の負担と、財政負担が増加しています(参考:神戸新聞 記者クラブ記事2009年2月1日 ) 。
このような状況の中、私は、“子育て支援と財政”と両立させるための政策を提案します。
親御さんが求めるのは、本来、医療費の軽減ではなく子どもの健康だと思います。
ならば、子どもが健康であり続けるための政策、子どもの病状が短期間に回復させるための仕組み作りをすることが、政治と行政の役割だと、私は考えます。
川口市、ひいては埼玉県内の子ども達が、健康に明るく楽しく毎日を送れるよう、私は奔走したいと思います。
“道具”を大切にしない政治家...今度は議長
今日の川口は、雨の一日となりました。
計画停電はありませんでしたが、店舗での節電は続き、即席ラーメンや水などは棚に現れず、ガソリンスタンドの給油待ちの列は、終日途切れることはありませんでした。
雨模様の薄暗い空が、3月11日14時46分以前の生活環境との違いを、際立たせていました。
私は、今日も川口市西スポーツセンター に行き、避難所のボランティアをしました。
昨夜の情報では40名と聞いておりましたが、今朝受け入れていたのは19名の避難された方々でした(夕方17時には28名)。
午前中は、市職員をはじめ、かわぐち防災ネットや横曽根コミュニティの会、飯町会の方々ばかりでしたが、午後には一般ボランティアも増え、40人以上になりました。
避難所の体制も整い始め、防災ネットの小田さん、小沢さんを中心にボランティアに指示が飛び交うようになりました。
サービスも見直され、「昼食も追加し一日三食となる」、「館内浴室の使用が可能となる」、「TVが一台入る」などの変化がありました。
避難された方々に、少しでも快適に暮らしていただこうとする運営者とその要望に応える市に拍手です。
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さて、今日は久しぶりに怒り湧く、政治家を目指す私にとって許しがたいニュースに出くわしました。
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大阪府議会議長「この地震が起こってよかった」
4月1日告示の大阪府議選に立候補予定の自民党の長田義明・府議会議長が...「大阪にとって天の恵みと言うと言葉が悪いが、本当にこの地震が起こってよかった」と発言していたことが分かった。
(2011年3月21日18時20分 読売新聞)
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府議会議長(公式HP )、全国に47人しかいない、政治の要職です。その人間が、このような言葉を吐く。
不謹慎、不注意などのレベルを超えた、人間としての見識と常識、人格までをも疑わざるを得ない暴挙です。
氏はその後の取材に対して「会場では黙とうもしており、被災者を思う気持ちはみんなと同じ。ただ、発言は不謹慎で、言ったことが悔やまれる」と話したようですが、どちらが氏の本心かは、良識ある方なら分かると思います。
プロは道具を大切にする。
イチローは、『野球を上手くなるにはどうすれば良いですか?』という少年の質問に、『道具を大切にしなさい』と応えるそうです。
事実、イチローは、他の選手が球団スタッフに道具の手入れを一任するのを脇目に、自分の道具に手を一切触れさせず、グラブとスパイクを自分で手入れし続けています。
政治家の道具は、言葉、です。
政治家は思考を磨き、発する言葉の精度を高め、その努力を日々しなければならないと、私は考えています。
しかも、その言葉を発した瞬間に、伴う責任を全て負わなければならないとも考えます。
従って、この言葉を軽んずる政治家は、政治家という職業を放棄した人間です。プロとは呼べません。
「他山之石 可以攻玉」
政治家を目指す私は、発する言葉の重みを自覚し、覚悟を持って選挙に臨みます。
経験の無い運営...西スポ避難者受入れ
今日も計画停電の無い一日でした。電気のありがたさを、しみじみと感じ、当時に福島原発事故の復旧作業に従事する方々の無事を、切に願う日々が続きます。
朝は、まずさいたまスーパーアリーナに行きました。
唖然。
ボランティアの登録受付に並ぶ人・人・人...100名はいたかと思います。
しかも、先に進むと、ボラ登録を済まされた方々であふれ...こちらも100名超。
埼玉県民のパワーに、圧倒されました。
しかし、受付では『すぐの作業ない』とのアナウンスがあり、私は運営本部の前に行き、「物資掲示板」やら「伝言板」を見て情報を確認しました。
その後、私は川口に移動し、250名の避難者受入れを可能としている「西スポーツセンター」に行きました(川口市HP )。こちらは18日(金)から受入れを開始していますが、まだ避難者の利用はありませんでした。
私は、さっそくボランティアの登録をし、館内の説明を受けました。
[西スポ 設備]
・受入場所:体育館(畳敷、4区画)
・暖房:3台
・授乳室:あり *あかちゃんの駅
・医務室:あり
・シャワー・浴室:利用不可 →徒歩10分の銭湯へ @\800!?
[西スポ サービス]
・計画停電:あり(第4G)
・食事:朝と夜の2食 *米は「アルファ米(Wiki )」を用意
・炊き出し:あり
・毛布:3枚
・テレビ:22日に2台入る
・新聞:提供予定
・携帯電話充電:ドコモのみあり
・施設施錠:22:00~翌日7:00
(以上、3月19日決定事項)
この「西スポ避難所」の運営には、市+NPO+町会などがあたります。
しかし、250名もの市外の一般市民を、生活拠点として受け入れるというのは、運営スタッフにとって初めてで、運営は手探りのようでした。
施設が市の管理ということもあり、運営の中心は市の総務部災害対策室(公式HP )となっていますが、どうもこれは、市役所内部で情報を発信する中心であって、避難所を中心となって運営する部署ではないようです。それを証明するかのように、避難所の担当部署は“日替わり”です(下記参照)。
私は、今回のような事態に行政の対応には限界があり、行政は“カネ、ヒト、モノ”に関する権限を民間に与え任せる事が必要だと考えています。民間とは、今回、250名規模の運営規模であれば、経験を積んだNPOが考えられます。その際は、川口市内の団体にこだわることなく、運営を任せられる団体を公募し、選抜すれば良いのではないでしょうか。
初めての経験で混乱するのは当たり前ですが、サービスを受ける側(今回は避難者)に混乱を与えぬよう、事前準備で運営者側の混乱を少なくする努力をする必要があると思います。
私は、明日も西スポに行き、できることをやってきたいと思います。
*西スポーツセンター避難所 「元気の出る避難所:西スポ」 お世話係一覧
1.NPO法人かわぐち防災ネット (公式HP )
2.NPO法人川口の防災を考える会 (参考HP )
3.盛人3機生の会
4.盛人の会 (公式HP )
5.パートナーST運営委員会 (公式HP )
6.横曽根コミュニティの会 (ブログ )
7.飯一町会
8.飯二町会
9.飯三町会
10.仲町一丁目町会
11.原町町会
12.錦町町会
*西スポーツセンター避難所 市役所担当部署一覧
3月21日(祝)日中 8:30~ 環境部
3月21日(祝)夜間 17:30~ 経済部
3月22日(火)日中 8:30~ 建築部
3月22日(火)夜間 17:30~ 都市計画部


