行ってきました、親戚の結婚式。
義父のお兄さんの娘の息子ですから本家の孫です。
本家は3人続けて女の子が生まれたので、3人目は딸막이 直訳すると 娘を止める って感じの意味です。日本ならさしづめスエ、トメのような感じでしょうか。
本名はあるのにみんな딸막이〜と呼ぶんですね。
そしてこの後に本家には男が2人生まれましたから名前に威力があったのでしょう。
その딸막이 の息子の結婚式です。
洋式の結婚式は前にも紹介しましたので写真は省略。
ただ今回は新郎の入場や紹介が歌になっていたので楽しめました。私の大好きなレ・ミゼラブルの挿入歌の替え歌だったから一緒にうたってしまいました。
参列したお年寄りが結婚式だか音楽会だかわからんと言ってましたね。(笑)
結婚式のあと親族に新郎新婦がご挨拶をします。
私は自分もしたのに見たのは初めてで感動しました。
韓国語も習慣もよくわからない時にやったから何やったんだかちっとも覚えてないし。。
でも親戚はお前たちの結婚式は親族で一番盛大だったと言います。
まだ寒い3月に公園で主人は馬にのり、私は籠に乗って、農楽隊がドンドンピーピー先導して歩き回り何やってんだかちっともわからなかったんですね。
この頃の韓国は日本人に対して今より良くない感情がふかーくあったので、参列者が着物を着ても大丈夫か?など確認をし、かなり気を使いました。
衣装の豪華なこと!
こういうのを見ると私達の衣装のみすぼらしさが思い出されて頭に来るんですね。
私の持つ白い布は本来は綺麗な花の刺繍や有難い文章が書いてあったりするのにそれはないわ、しみはあるは。。
主人の帽子はボロボロだわ。。
業者が間違えて持ってきたらしく義父が怒っていましたが仕方ない。。そのまま挙行です。写真で見れば全然わからないのですが。
そして屏風の丈が短くて部屋についてる換気扇がうつってるんです。もう笑うしかないですよ。
新郎のオンマの姉弟の夫婦にご挨拶。
ビデオを撮っていますけど、私たちのビデオを見た時ぶっとびましたね。
私の父の名前が漢字4文字なのに最後の文字が省略されてます。そりゃ韓国人は三文字だけどね、、
そして高く積み上げられたお供えをパン(撮影用語で横に移動しながら全体を写すってことらしい)で撮っていますが積まれたお餅が一個コロコロ転げ落ちて行く様子が映されています。
普通差し替えないか〜
ツッコミどころ満載で
見せる人見せる人大爆笑。
さらに私はほっぺに赤いシール貼ってて、タケちゃんマン
ご挨拶のあとは 徳談 という有り難いお言葉を頂きます。
徳談というほど長く話しませんが、はなむけの言葉ですね。
卓の上には白い封筒があるでしょ?
挨拶を受けたらお祝いを別にここに置きます。新郎新婦はこのお金を持って新婚旅行へ行くんです。
そういえば、、私たちのとき、このお金もらった覚えがない
私にも挨拶を受けろと来ましたが、まだ若いもんで、、とお断りしましたよ。
最近は招待状がカカオで来ることが多くなりました。
場所もわかりやすく、お祝いのメッセージもコメントに残せます。
今回行ったらオモニしかわからない親戚のおじさんが封筒に入った結婚式の招待状をくれました。(心の中はメーワクとよぎる)
オモニが行くと言ってるし。。
どんな関係だと思います
亡くなった義父のおばさんの息子の娘。。
主人から見たらおじいちゃんの妹の孫だよ。
血は薄まってるよーと思ったんだけどね。でも親戚だから行くんだってさ。。
韓国の親戚って何親等までが親戚なんですかぁ