セウォル号の生存者のその後・・・ | ♪じゅんちゃんの韓国生活♪ お役に立つならどこへでも☆ 韓国と日本の架け橋になりたくて~韓国美容も紹介中♪

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韓国で個人旅行のガイドをしているうちに美容皮膚科で仕事をすることに・・・あなたも誰にも知られずちょっとだけきれいになってみませんか?^^一度会ったらお友達~♪韓国を好きな人が増えてくれたら嬉しいです。。

セウォル号に乗っていて生き残った男子学生のドキュメンタリーが放送されました。

行くはずだった修学旅行を完結させたい。友達を済州島へ連れて行きたい。

という想いがスタートです。

中学時代から仲がよく、一緒に高校へ進学した友人が全員亡くなりました。毎日話すことも笑うこともなく時間をすごしていた様子などもインタビューで話してくれました。

本人は泣かない(泣けない?)のにご両親のほうが話しながら泣いておられました。


↓↓この景色をみんなで見るはずだったのになーといいながら一緒に来た女子2人と仲間の写真を持って歩いています。

写真を亡くなった友達の親御さんから受け取るために1軒ずつ訪問していく様子も放送されました。

玄関を入ると挨拶よりも先に泣きながらわが子を抱きしめるように抱きしめる友達のオンマ、アッパ。


あんたたちだけでも生きててくれてよかったよ。とお小遣いを渡すオンマ。

ありがとうと一緒にチェーソンハムニダ(すいません)と答えてしまって、何がチェーソンハムニダなんだ。と言われていました。




↓↓一人でも多くの人にここに来られなかったみんなのことを忘れないでいてほしいとシンボルマークの黄色いリボンを結んでいます。


この日は済州島に雪が降っている寒い日でした。

寒い日に連れてきたって友達に怒られるかもな~と笑っていました。







海辺で友達を一緒にご飯を食べていると近くにいた海女さんたちが差し入れにきてくれました。

みかんをくれて、その後もなにかしらあげたくて仕方ない感じのハルモニたちがソジュ(焼酎)と杯も持ってきてくれました。

成人したんだから呑もう~と友達の写真にかけているみんな。

ハルモニたちもここに来る途中だったんだよね・・・と涙。

済州島にはセウォル号の記念館があるんですね。

泣きながら見ていたので話の内容はよく分かりませんでした。。

この男の子は救助の舟が行ってしまった後に一人救命具で水に浮かんでいて、戻ってきた舟に助けられた「セウォル号最後の生存者」だそうです。

だからインタビューもたくさんされます。ご両親は息子の顔を隠して放送してほしいと言うのですが、本人は 自分が悪いことをしているわけではないから隠さなくてもいいと言っています。

でも親たちは社会の視線が怖いんですね。

あるオンマは子どもの教室を時々掃除に来たりするときにタクシーに乗ってタンウォン高校へきたのですがタクシー運転手に「親はロトに当たったようだろう。10億くらいもらったんだろう」とうらやましがるようなことをいわれたそうです。わが子の命がお金に換算できるわけがないと涙を流しながら話していました。

そしてこの子が写真をもらいに行くときに心が辛くて会うことが出来なかったご両親がいます。

それは自分が救助される直前まで一緒に水の中で手をつないで励ましあっていた女の子のご両親でした。

一気に流れ込んできた水に流されたときに、先生も親友も流れて行ったのを自分は見た。自分はたまたまその時に流れてきたホースをつかんでそとにでられた  と言っていたと思います。


もうこのときは私もぼろ泣きで字幕は見えない、しゃくりあげると音声は聞こえない状態だったので多少違うかもしれませんが・・・

その子の写真をもらいに行った女の子が、申し訳なくてこれないそうです。。とご両親に伝えると そんなこと思わなくていいから心の整理がついたらぜひ会いに来て欲しいと伝えてくれとアボジ(お父さん)が話しました。


修学旅行へ行ってお土産を届けたその日、オンマがいとおしそうに男の子の手を握って泣いていました。

娘の手を最後まで握ってくれてたその手をずっと握って泣いていました。


 
一緒に出てくることができなかった女の子は名前を知ってるくらいの子だったそうです。

あのときに自分が手を離さなかったら・・・もう少し自分に力があったら・・・と言ってました。


 


セウォル号の生存者だけ得をするのか?とか本当に心無いネットの書き込みもあります。


これからずっと大きな荷物を背負って生きていくんだと思うと・・・とご両親は涙されていました。


ありきたりなことしかいえませんが、友達の分も一生懸命に生きてほしいと思います。

そして生きているのに心から喜べずにシンドイ想いを抱えているこの子達を傷つけるのはやめてほしいと切に願います。


みなさんも黄色いリボンを見たらセウォル号を思い出してください。お願いします。