ニート→ドライブ -34ページ目

昨日は十数年ぶりに弟とまともな会話をしましてね。

大体これまで睨み付けるとか舌打ちで自分の意志(もちろんネガティブな)を伝えてきたわけだけど、いよいよもってきちんとした言語でのコミュニケーションをとらずばいかんだろうと思い立ってのことなわけです。

で、一応気を遣って缶チューハイでもと持って行ったんだけど、あっさり拒否されました。
兄貴の気持ちを!オレの酒が飲めないのか!といおうと思ったけど、下手に出て「まあ、きいてくれ」と。

率直に今の状況とこれから、両親のこと。
ボロい我が家のこととかを話しました。

しかし自分が心配していた実は恨まれていて相続でもめるとか、不肖のおまえなんかいつまでも両親に迷惑かけてないで、どっかでさっさとくたばってくれ的なことは無かったのでその点は良かったかな。

ただまあ、生意気になってた。

自分はいままで弟の事なんて一個の人間としてみたことはなかったから、ちゃんと大人同士、男と男として話し合うと、なかなかにして自分の中にこれまで気が付かなかった感情が生まれるのだよね。

弟は親父殿の口利きでねじ込んでもらった会社だけど、まじめに働いて給料もそれなりにもらって、これが驚きだったけど「5,6年前からオレは普通の人になりたくてちゃんと人生設計しているから」なんていいやがるんです。

昔は(といってもずっと昔)何が気に入らないのかドライブで走行中の車のドアを開けて飛び降りようとするし、ものを捨ててなくなったと騒ぎ出してみるし。泣かされるってわかってるのにあとをついて回るし。突然大声を上げてみたり、両親からしてみればとにかく手はかかったろうけど、兄貴からすると結構面白いヤツだったのに。
それが「普通になりたくて」努力しているんだなんていわれると、寂しいやら口惜しいやらです。

表情だけ見ると追いつめられた兄貴をみてどこか優越感もあったのかなあ、それはねじ曲がった自分フィルターを通してみてみての勘違いなのだろうが、将来設計、彼女との結婚と同居するためのマンションの購入と資金の蓄えなど、を聞かされればね。色んな感情は浮かびますね。

心の奥底をえぐり出せばずっとネガティブな嫉妬心は出てくるかもしれないけど、あまりのことはやはり可哀想だし、愛想は全然無かったし面白い話しもなかったけどアレでも「おまえもガンバレよ」的に言ってくれたから。

まあ、あんちゃんもがんばる。

「お母さんじゃないですと?」

お付き合いしていた、そんでももってふられた女性にここ数年よくいわれたのが「わたしは君のお母さんじゃない」というのがありまして。

いわれた本人は、そんなの当たり前でしょなにいってんの?というのが率直なところでそう伝えてたんだけど、今思うと言われたのもなんとなくわからないではないなと。

自分は不思議でしょうがなかったんだけど、彼女に求めていたものが世間一般の息子が母親に求めるそれと合致していたのか、少なくとも彼女はそう思っていたわけで。
振り返ると僕は母親に何かを求めるというのが、特に精神的なものにおいてほとんど無かった気がするのですよ。

そもそも翻って自分は親の愛情に対して微妙な感情を抱いており。
子供の頃親の愛情をまったく受け取ってない!だから今自分がこんな社会不適合者なんだ!というつもりは全然無いし、それはさすがに恥ずかしいから…。
かといってウソのない本心をさらけ出すと、困っていたときに手を差し伸べてもらったありがとうという気持ちもないんですよね。

うちは弟がとにかく手のかかる子で、幼稚園から不登校(不登園?)だったし小学校も行っても保健室、高学年ぐらいからは家庭内暴力もあったりで大変だったから、僕が中1の3学期でドロップアウトしても、当時人並みの対応はしてくれたと思うけど、こっちがずっと頑なになっていたらそのうちほうっておかれるようになったと。。不満ではないけど、そういう気持ちがあるんですよね。

たぶん本人たちに聞いたらこれは正しくなく、僕個人の一方的な考えであるし、自分としてもそう書いてはみても状況を招いたのは本人なのだからという自覚があるから、ニートを親や家族のせいにするつもりはないんですけどね。

まあ、ニートとして生きていく環境を整えてくれているというのは親の愛情なのかもしれないけど(笑)。

もちろん、恨んだり憎んだりはしていませんね。
逆にもしそういう感情があったらとっくに家から出て行って独立していると思うし。

あんまり関係なくなっちゃうけど、ときどきニートというか無職の青年がささいなことをきっかけに家族を殺害するなんて事件がありますが、あれなんかも親兄弟を憎んでの犯行では、たぶんないですね。

犯行を犯した者の感情の中はもっとフワフワしたものじゃないでしょうか。親子や家族の立ち位置が明白じゃなく関係が曖昧だから、相手に対しての気持ちが、ある瞬間にわき上がる一つのものに長い間支配されてしまうんじゃないか。
瞬間的に怒るんだろうけど、怒りはあまり持続しないですね。でもその人に対する他の感情が入り込まないと怒りもある程度持続すると、僕は思うわけです。

殺人を決意し実行するエネルギーの根源はまた別にあると想像するけど、世界が狭いと対応力も狭まってしまいますしね。
自分の感情に対応できないと取り返しのつかない失敗もあり得るんだなあと。

自動車学校へ

とりあえず資料もらいに行ってきました。

8月からは夏休みの学生が増えて混みますよー とか。
まじめに通って頂いて2~3ヶ月ぐらいで取得できますよー とか。

きれいに日焼けしたお姉さんに懇切丁寧説明して頂きました。

それよりか、ン十年ぶりかで父親運転の車に同乗して連れて行ってもらったんだけど、車中気まずい気まずい;;

将来のこととか結構勇気出して相談してるのに打てども響かずとはまさにこのことって感じ。

自立への支援は物心両面でほとんど期待できないということが判明したかもしれない。
そこまで我が父親をコケにはできないのでまだ期待しているところはあるんだけど、もしかしたら期待することそれ自体が自立を妨げているということを沈黙で諭してくれているのかも。

そう考えておきましょう…。