ニート→ドライブ -18ページ目

マツタケご飯たべたなり

最近しょっちゅう行ってる気がする。平塚の親戚のおうち。

お彼岸の入りで仏様にお経を上げるというので行って参りました。

お仏壇に向かって坐る黒い袈裟懸けのお坊の背中を見ながらそのマジナイ、南無阿弥陀仏をナマで聞きました。
子供時代に法事などがあれば耳に入っていたとは思うけど、馬の耳に念仏というやつでまったくなにも覚えていない。今回、初めて聞いたような感じです。

僕の中でナンマンダブ…ナンマンダブ…ってほとんどギャグだけど、坊主の本気のナンマンダブを聞くと痺れます。足が。
…いえ、心も。

実際のところ意味なんてまったくわからないのだけれど、ただ聞くだけでも恐ろしいまでの説得力がありました。お坊さん自身の長い修行と幾度もの詠唱と、そもそも悠久に続いてきた仏教の歴史とで、その音楽のエンターテインメント性は嵩まし高まっているのですよ。
これはもう音楽なのです。

西洋音楽も宗教的な意味合いが原初にあったのだから、仏教の経文の詠唱が音楽的な意味を持つのも当然だし、普段の生活からは遠くなってしまい気が付かないだけで、これもやはり音楽なのです。

洋楽アーティストの素晴らしい曲を歌詞の意味はわからず聴いて、あとでその歌詞の訳を調べてみると、なるほどと思うように、南無阿弥陀仏もなるほどと思うに違いないです。
これはいつかの課題にします。

さて、もうひとつ。
住職は話が上手い。
説話なんてたいそうなモノじゃなかったけど(たぶん)、
「遺言は残された遺族を時に縛り苦しめるから、自分のことばかりじゃなくて残される人たちのことも頭の隅に置いて書かなければならない」とか。
自分の来年高3の長男の話に絡めて「跡取りは跡取りというだけでそれが重荷にもなるし、親としては取り去ってやりたい気持ちもあるのだけれど、生まれてきたからにはいつかそこと向き合って進むべき道に答えを出さなければならない」とか。

当たり前といえば当たり前だし、そりゃそうだろうなという話なのだけれど、やっぱり話し方が上手いのですね。
叔父などは声と発音がいいなんて言っておりましたが、あれは話術です。
宗教家として必須の能力です。

僕のようなチンピラですら、ふむふむと感じ入っちゃうのですもの。


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終わってからマツタケご飯懐石をごちそうになりました。
門前の見習い坊主という名の親戚一同から、こちらもありがたいお説教をありがたく頂戴しましたね。もちろん美味しくいただきました。

小学生時分の思い出

とんでもない悪筆なのです。僕は。

住所と名前と書かなければいけない場面に遭遇するとイヤになるのです。
できれば書きたくないし、書かないで誰かに任せられるならそうしてしまう。

ところがそんな僕、大昔に書道教室なるものへ通っていたことがあるのです。

小学生低学年で、町内自治会のボランティアの教室でした。
教えてくれてたのは町内のおじいさんで、幼い僕はそれ以上のことはしりませんでした。

ただその人は常に姿勢が良くいつも正座して泰然と座り、餓鬼の自分がみても威厳を感じます。まさに書道家然とした佇まいで、和装に白い髭を蓄え、白髪は肩に付く長さだったかもしれない。そのように覚えています。

そして、書道自体を嫌いじゃなかった僕としては、その教室に喜んで通っていたように記憶しているのだけれど、なにをし、なにを習ったかというのは覚えていません。

その中でただひとつ覚えている出来事があって、
ある日、お題を何か書いたのでしょう。その書道家先生の坐る元へ、墨筆でなにやらを掃いた半紙を見せに行ったのです。
当時、7歳か8歳。
どうやら上手くかけたと思いこんだ僕は「マルを下さい」などと曰ったのでしょう。

先生は書いたものをみて悪いところに朱で直しを入れ、良ければマルをつけてくれたのですね。
それで僕は「マルを下さい」です。

そうしたら酷く怒られました。

「そんなことをいってはいけない。マルをつけてなどというのは、お願いする事じゃない」と。
ただただ怖かったのを記憶してます。

今考えればいいたいこと、わからないではないのですが。がきんちょの自分には意味を知ることもなく、なぜ怒られているのかさっぱりわからないまま、それ以降書道教室には通わなくなりました。


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これが今でも悪筆の原因?
いえ、違いますね。
字が下手なのは普段から書いてないからで、習字とは別です。
たぶん…。

朝8:30から修了検定

自動車教習所の1段階修了検定受けてきました。

風邪気味で調子悪いのに、ド緊張で前日ほとんど眠れないという体たらくでした。ハイ。
まったくガラスのハートですね。

しかし寝たと思ってすぐに起きて、頭も体もボケーとしながらやっと着いたというのに。
どういうわけだか全部で10人ぐらい受ける中僕が一番最初だったので、正味20分ほどの技能試験が終わったあと延々待たされました。

とてつもない睡魔に襲われて、すわ居眠り運転?てな状況をギリギリ回避したけれど、終わったあとはまた眠い。
よほどソファで寝てやろうかと思いつつ、若者大勢の中でそんな勇気もなかったから、建物の上階にて丸椅子に座り、眼下の教習所コースをボケッと眺めていたのでした。
すると、検定の説明受けるのに同室に居られた齢五十ぐらいのおじさんが、検定車に搭乗して発進したのを見つけたのです。

助手席の指導員にブレーキ踏まれて試験終了だけにはならないでね~。なんて見ていたのだけれど、これがどうして、とんだ舐めがかり、すいませんでしたと平謝りするしかなくなりましたね。
とにかく上手い。
その運転技術に軽く興奮して眠気も吹っ飛び、魅入っちゃいました。

F1かインディを生で見るぐらい(笑)

だって免許持ってないおじさんなんですよ。
まあ、僕もたいがいオッサンですけどね。
親近感というかこれはもうリスペクト。
ただただ凄いな!って。

スゴイ速さで華麗にS字とクランクを抜けていくドライビングテクニック。
下手したら指導員より上手いんじゃないかってぐらいでした。

修了検定は二人一組でやるのですが、僕は一緒になった20歳ぐらいの女の子の後ろに乗りながら、初心者の運転って怖ろしいな!これ酔う!もう10分走ったら吐いちゃう!
と、これはまあお互い様ではあるのだけれど、改めてそう思ったあとでしたから。

余計にあのおじさんの運転はスゴイなと。あんなふうに運転したい。
たぶん100点で合格してるんだろうな。



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でもあとで良く考えたらもしかして免許取り消しで取り直しか?
とも思うんですよね。
それだと確認不備の減点で合格できなかったりして?
とても見習えない?
いえ、それでもよいのです。

あのおじさんのスタイル。
ポマードべったりで髪を後ろになでつけ、クラーク・ケントがしてそうな黒縁眼鏡に白いローファーとジーンズ。
きっと右肘を窓に乗せたまま、左手だけでハンドルを回すんですよ。
格好いい!


あ、僕は95点で合格してました。ふぃ~。