そこで一言
先日デパートに家族のお供でいった際のこと。
そこは古生代の生き物になりつつあるエレベーターガールがまだいるような格式のある?デパートだったのです。
僕らは最上レストラン階から地下食品売り場に一気に下る中で、すし詰めといっていいぐらい満員のエレベーター内、身動きもとれず隣の人の息づかいが聞こえる、そんな中での出来事。
意外とわかってなかったんですが、エレベーターガールがいるエレベーターというのは七面倒なことに自分から下りる階を告げなければならないのですね。
ボタンを押すわけにはいかないのです、ボタンを押す仕事こそが彼女たちのアイデンティティなのです。
非常に現代的じゃない。それが化石となる要因じゃないかとも思います。
そしてエレベーターはひたすら下に下に、しかし誰も下りますとも告げないまま、あの機械音とずーんという重力だけを箱の中の生き物たちに与えながら、無言です。
ただし静寂は生真面目な雌の恐竜の
「次の階ご利用になる方はいらっしゃいませんか?」
との言葉によって保たれない。
階と階のすき間に差し込まれるお決まりの口上。古生代からの決まり文句です。
けれどもそのとき、きっと外は夕も暮れているそんな時間になっていました。さっさと帰りたい客ばかりだったエレベーター内は誰も中途階で下りたがらないのです。
みんな黙りを決め込んで、緊張した空気が流れました。
ところが!意外な一言が箱の奥から発せられるのです。
それはそれはかわいらしい声で、
「いらっしゃいません!」
一番奥の大人達にすっかり隠されてしまっている、4歳か5歳ぐらいの小さな女の子がエレベーターガールの決まり文句へ実直に返答したのでした。拙いながら立派な返事です。
「次の階ご利用になるお客様はいらっしゃいませんか?」
「いらっしゃいません!」
全ての乗組員を代弁して小さな彼女は大きな声で叫びました。
エレベーター内は笑いに包まれました。
これは牧歌的で平和的、幸せな光景ですね。
──────しかし、いやでも、翻って僕は、なんか悔しい。
悔しくってその幸せな光景にすっとなじめない。
僕はそこでなんと切り返したらこの咄嗟に訪れた明るい空間に融け込めたのでしょうか。
「恥ずかしいから、僕がおります!」
とでも言えばよかったかな。下りたあとの宴を想像しながら。
そこは古生代の生き物になりつつあるエレベーターガールがまだいるような格式のある?デパートだったのです。
僕らは最上レストラン階から地下食品売り場に一気に下る中で、すし詰めといっていいぐらい満員のエレベーター内、身動きもとれず隣の人の息づかいが聞こえる、そんな中での出来事。
意外とわかってなかったんですが、エレベーターガールがいるエレベーターというのは七面倒なことに自分から下りる階を告げなければならないのですね。
ボタンを押すわけにはいかないのです、ボタンを押す仕事こそが彼女たちのアイデンティティなのです。
非常に現代的じゃない。それが化石となる要因じゃないかとも思います。
そしてエレベーターはひたすら下に下に、しかし誰も下りますとも告げないまま、あの機械音とずーんという重力だけを箱の中の生き物たちに与えながら、無言です。
ただし静寂は生真面目な雌の恐竜の
「次の階ご利用になる方はいらっしゃいませんか?」
との言葉によって保たれない。
階と階のすき間に差し込まれるお決まりの口上。古生代からの決まり文句です。
けれどもそのとき、きっと外は夕も暮れているそんな時間になっていました。さっさと帰りたい客ばかりだったエレベーター内は誰も中途階で下りたがらないのです。
みんな黙りを決め込んで、緊張した空気が流れました。
ところが!意外な一言が箱の奥から発せられるのです。
それはそれはかわいらしい声で、
「いらっしゃいません!」
一番奥の大人達にすっかり隠されてしまっている、4歳か5歳ぐらいの小さな女の子がエレベーターガールの決まり文句へ実直に返答したのでした。拙いながら立派な返事です。
「次の階ご利用になるお客様はいらっしゃいませんか?」
「いらっしゃいません!」
全ての乗組員を代弁して小さな彼女は大きな声で叫びました。
エレベーター内は笑いに包まれました。
これは牧歌的で平和的、幸せな光景ですね。
──────しかし、いやでも、翻って僕は、なんか悔しい。
悔しくってその幸せな光景にすっとなじめない。
僕はそこでなんと切り返したらこの咄嗟に訪れた明るい空間に融け込めたのでしょうか。
「恥ずかしいから、僕がおります!」
とでも言えばよかったかな。下りたあとの宴を想像しながら。
大体わかった区役所システム
11月の高卒認定資格受験のための受験料を収入印紙で必要なので本日は区役所まで。
ここ2ヶ月で3回目だしもう慣れましたね。
といいたいところだけど収入印紙はどこで手にはいるのかさっぱりわからず、まず総合案内へ。
すると所内にある売店にいってくれとのこと。
指示された新館と旧館の連絡通路の途中、電灯もあまり当たらない薄暗がりの中にその売店はありました。たしかにたしかに、区役所内にあるのだけど、それはひときわ異彩を放っているのです。
収入印紙ってそもそもなんなのかあまりよく知らない僕は、この懐かしき駄菓子屋みたいな佇まいの売店で買えるものなのか?と訝しがらずにおられません。
という疑問がわき上がり、それでも指示されたのはここであるのに間違いなさそうだし、ここで訊ねるしかないと思って、奥まで数歩の、奥行きがないその店の奥に、隠れていたわけじゃないだろうけど、腰の曲がった小さなおばあさんが、隠れるようにしてレジ台の奥に居座っていましたので、勇気を振り絞って尋ねたのでございます。
収入印紙はこちらでもらえるのですかと。
見た目と違い矍鑠としたご様子で、いつもの手さばきだというように
いくらかえ?
と聞かれたので、怖ず怖ずと4500円分欲しいです。と答えたら、すぐにはいはいといって棚から出してくれました。
なるほどこの切手みたいなのが収入印紙なのです。
しかし、何故にこのキオスクの小さくなったような個人商店じみた売店で売られているのか。
お役所の中なのにとてもお役所らしくない不思議な感じです。
もう一つ必要だった住民票は、こちらは御役所仕事バリバリの手続きで、相変わらず保険証一つでは出してもらえないのは知っていましたから、両親の生年月日を暗記してメモまでして準備していったものだからだいぶ待たされつつも、他に滞りなく手に入りました。
─────今日は(も)暑かったですね。
その後二駅歩いて帰ってきました。汗だく。
ここ2ヶ月で3回目だしもう慣れましたね。
といいたいところだけど収入印紙はどこで手にはいるのかさっぱりわからず、まず総合案内へ。
すると所内にある売店にいってくれとのこと。
指示された新館と旧館の連絡通路の途中、電灯もあまり当たらない薄暗がりの中にその売店はありました。たしかにたしかに、区役所内にあるのだけど、それはひときわ異彩を放っているのです。
収入印紙ってそもそもなんなのかあまりよく知らない僕は、この懐かしき駄菓子屋みたいな佇まいの売店で買えるものなのか?と訝しがらずにおられません。
という疑問がわき上がり、それでも指示されたのはここであるのに間違いなさそうだし、ここで訊ねるしかないと思って、奥まで数歩の、奥行きがないその店の奥に、隠れていたわけじゃないだろうけど、腰の曲がった小さなおばあさんが、隠れるようにしてレジ台の奥に居座っていましたので、勇気を振り絞って尋ねたのでございます。
収入印紙はこちらでもらえるのですかと。
見た目と違い矍鑠としたご様子で、いつもの手さばきだというように
いくらかえ?
と聞かれたので、怖ず怖ずと4500円分欲しいです。と答えたら、すぐにはいはいといって棚から出してくれました。
なるほどこの切手みたいなのが収入印紙なのです。
しかし、何故にこのキオスクの小さくなったような個人商店じみた売店で売られているのか。
お役所の中なのにとてもお役所らしくない不思議な感じです。
もう一つ必要だった住民票は、こちらは御役所仕事バリバリの手続きで、相変わらず保険証一つでは出してもらえないのは知っていましたから、両親の生年月日を暗記してメモまでして準備していったものだからだいぶ待たされつつも、他に滞りなく手に入りました。
─────今日は(も)暑かったですね。
その後二駅歩いて帰ってきました。汗だく。
飲み会いってきたー
たぶん十二年ぶりぐらいで飲み会に行ってきました。
昨日のは周りが初めましてで知らない人ばかりのところ。そういう飲み会は生まれて初めてかもですよ。
といいつつフラれた彼女さんに「知らない人ばかりのところ怖いから一緒に来て。お願い!」と頭下げてついてきてもらいました。
自分のこういうところってなんなんでしょう。
甘えの構造です。関係性嗜癖とか、共依存(既に「共」ではないんだけど)そういうのですね。
僕は自分がアダルトチルドレンなのは認めないと仕方ないと思ってますが、それがなんであるかを実はよく知らないのです。
話が逸れましたが、昨日の飲み会はひきこもりやニート経験者、当事者、支援する人が二次会のノリで集まりましょうという会で、気楽に参加できるかもという感じでいってきたのです。
実際恥かきにいった感じだけど、それもいいかなって。
でも、ちょっと衝撃だったのは、そこに参加されていた方達はみんな悩みを抱えつつ自己と向き合って自分を知ろうと努力しているんですよね。心に響くモノが自己紹介でちゃんと伝わるのです。
翻って僕ときたら。
帰りの電車で彼女さんから「あなたは自己紹介が下手すぎる」といわれて、確かにその通りでしたと。
他人と深く話したことがないから話し慣れてないとかそういうこと以前に自分のことがなにもわかってないんですね。
今ここに存在しているのは何故なのかを考えてみたこともない。
考えること、想像するだに怖ろしいそれはそれは辛い作業でしょう。
とはいえ挑戦していかないといけないのかもしれないです。
昨日のは周りが初めましてで知らない人ばかりのところ。そういう飲み会は生まれて初めてかもですよ。
といいつつフラれた彼女さんに「知らない人ばかりのところ怖いから一緒に来て。お願い!」と頭下げてついてきてもらいました。
自分のこういうところってなんなんでしょう。
甘えの構造です。関係性嗜癖とか、共依存(既に「共」ではないんだけど)そういうのですね。
僕は自分がアダルトチルドレンなのは認めないと仕方ないと思ってますが、それがなんであるかを実はよく知らないのです。
話が逸れましたが、昨日の飲み会はひきこもりやニート経験者、当事者、支援する人が二次会のノリで集まりましょうという会で、気楽に参加できるかもという感じでいってきたのです。
実際恥かきにいった感じだけど、それもいいかなって。
でも、ちょっと衝撃だったのは、そこに参加されていた方達はみんな悩みを抱えつつ自己と向き合って自分を知ろうと努力しているんですよね。心に響くモノが自己紹介でちゃんと伝わるのです。
翻って僕ときたら。
帰りの電車で彼女さんから「あなたは自己紹介が下手すぎる」といわれて、確かにその通りでしたと。
他人と深く話したことがないから話し慣れてないとかそういうこと以前に自分のことがなにもわかってないんですね。
今ここに存在しているのは何故なのかを考えてみたこともない。
考えること、想像するだに怖ろしいそれはそれは辛い作業でしょう。
とはいえ挑戦していかないといけないのかもしれないです。