ニート→ドライブ -15ページ目

友達なくても生きて居る

小さい頃は同級生を大勢集めて遊ぶのが好きな子だったようにうっすら記憶しておるのでございますから、元々はそういう質なんだろうと思うのですが。

13歳ですっかり不登校してからは、なんだか顔を合わせるのも恥ずかしい、自分がちっぽけな人間に思えて情けない気持ちにさいなまれるようになったものだから、同世代の友達などというのは自分から求めることはなかったし、不要とさえ思っていたのです。

ついこの間まで。

ただこれ、フラれて改めて一人になり孤独をかみしめてみればやはり友達もいないという現実は大変辛い。
もしウサギなら寂し死にしているところです。
僕はどうやらウサギではないので生きているのです。

己で建てたうずたかい柵のすき間をどうにかこじ開け、友達を求めて彷徨っています。

先月行った飲み会に、今度は一人で行ってきました。

一人で出かけるのは十数年ぶり。

基本的にアルコールダメな人なのでお酒でテンション上げるというよりはその場の雰囲気でテンション上げるのだけれど、結果そこそこ上がって、たぶんそれなりに馴染んで、僕自身まずまず楽しかったです。

集まっているのは不登校経験者とかフリースクールの支援者NPO大学の学生さんとかほとんど僕より若い人たち。

ここが十数年前顔出していた飲み会とは違うんです。
自分が歳を取っている!
当たり前のしかし驚愕の事実です。
あのころは自分が一番下っ端でそれこそ未成年で、ただヘラヘラして座っているだけで事足りていたのが、先日からのはただヘラヘラして座っているだけだときっとあとで後悔すると、できる限り虚栄心を棄て去ってなるべく自分のことを話すようにしました。

同情を寄せられました。

そうか、僕は同情される立場なのかと思いました。
悪くないです。

───────友達がどんな存在なのか最早思い出せないけど、同情されて気分はそれほど悪くないです。
雨でした。

国際親善試合 日本-アルゼンチン 1-0

そのチームの今日の調子を計るのによく使うのがバックパスへの反応を見定めるというのがあります。

相手の特にDFラインへのバックパスに対してチーム全体がどういうアクションを起こしているのかを見る、これでその日の基本戦術もなんとなく、今日はDFラインは低くとってセーフティファーストだなとか、DFラインを高くして積極的なプレスでボール奪取を考えているなとかわかるわけです。

日本            アルゼンチン

   森本           テベス D・ミリト メッシ

香川 本田 岡崎           ダレッサンドロ

  遠藤 長谷部        カンビアッソ マスチェラーノ

長友 栗原 今野 内田   エインセ G・ミリト デミチェリス ブルディッソ

   川島                ロメロ

─────────

キックオフ直後から日本の激しいプレッシャー。
アルゼンチンはサイドからゲームを組み立てようとするも、ウィングの岡崎、香川もディフェンスによく戻って形を作らせず。
日本は基本的にポジションの流動性よりまずトイメンのマークを忠実に実行するのと、アタッカーが戻ってきてボールホルダーへサンドするようにアプローチすることで、アルゼンチンにドリブルスペースを与えないことに成功。

日本はバックパスへの反応がチーム全体で素晴らしく、ラインを高く保ってコンパクトな状況を作り出していました。
このせいでアルゼンチンはパスミス頻発。

しかしメッシの機動力だけはサスガで、右から切れ込んでくるドリブルには日本の選手がまとわりついてやっと止まるという状況。
最初のブロックが突破されると後手に回ったディフェンス陣はほぼ無力。素晴らしいスピードでボックス付近の狭いスペースにも悠々入り込んでくるので、大変危険な存在でした。
8分メッシのドリブルからD・ミリトとワンツー、ループシュートでゴールを狙うもクロスバーを超える。
14分ダレッサンドロとワンツーからシュート。川島がセーブ。

ただし、攻撃では日本も時折アルゼンチンを脅かします。
そしてはっきり言って中盤では日本の方が上回っていました。
特に日本の攻撃は縦への展開が早く、後方ディフェンスラインからのカウンターでも冴えがありました。
ショートカウンター以外のこの手の速攻が苦手なこれまでの日本代表とは明らかに姿が違います。
勇気を持ってタッチラインからタッチラインに向かっての中距離パスを織り交ぜていたのが、試合後の監督インタビューでも触れられていたのだけれど、やはり大きかったと思います。
正直この短期間でこれほどイタリアの香りをチームに注入できたのは驚きです。

19分、右サイド岡崎の突破から素速くクロス。ディフレクションで本田の足下へ。エインセのブロックにあうもこぼれ球を長谷部がダイレクトでロングシュート。右に切れていくシュートを正面で受けたロメロは前方左へこぼし、ギリギリオンサイドかオフサイドかの位置から素速く反応した岡崎が押し込んでゴール。

ここから日本は運動量とアグレッシブなアクションでほぼゲームを支配していました。
特に遠藤と長谷部がダレッサンドロ、カンビアッソのコンダクターを封じ込めたのは大きいです。

最終ラインがたぶん高齢化で機動力がない現在のアルゼンチン代表はバックパスでボールがディフェンス陣に戻ってくるとプレッシャーをかけられてなすすべがなく、つまるところ中盤でボールをさばけるダレッサンドロとカンビアッソに仕事をさせなければアルゼンチンの攻撃は、個人技に頼るしかない、少なくとも単発の攻撃しかなく怖さがなくなるのでした。

この戦い方3ヶ月前にドイツが実行したのではありませんか。
アルゼンチンを抑えるには有効なやり方がこのときから現在でも通用するということです。
これも驚きです。

アルゼンチンは失敗から学ばないのでしょうか。
試合後インタビューのバティスタ監督のエクスキューズが長かったのは、時差ボケとか怪我人が多いとか集まってからの練習期間が短いとか、アウェーであるとか事実だとしてもつまらないです。


後半
前半終了間際にカンビアッソが怪我でボラッティと交代。
開始から日本ペース。
本田のFKなどでキーパーを脅かすも決定的シーンまではいたらず。

ダレッサンドロがパストーレに交代した辺りからアルゼンチンが徐々に中盤の攻勢をつよめ日本のプレッシャーがかからなくなってきます。
運動量の低下もあるだろうけど、パストーレがワイドの位置に入ってメッシが中央に移動したことでメッシによりボールが集まるようになったのがラインが押し込まれる原因かと思われます。
キープできるメッシによって徐々にラインが下げさせられて中盤にスペースができ、そこを利用されるという状況です。

しかしアルゼンチンの攻撃を見るとメッシが中央に入ったことでドリブルスペースが消えてしまい、前半ほど怖さがなくなりました。
他のフォワードがあまり役に立たない、それだけサイドの攻防で日本の選手が強かったということでもあると思います。

遠藤→阿部、岡崎→関口、香川→中村と立て続けに交代。
特に阿部がアンカーとしてボールカットに奮闘しました。
ゲームを終わらせることに成功、メッシが数回チャンスを作るものの決定的な場面までは作らせず、試合終了。


いまや優秀なサッカー選手の供給はブラジルではなくアルゼンチンになりつつあるわけですが、代表がこのサッカーしかできないのでは悲しすぎます。

アルゼンチンの問題点はたぶん海外でプレーするプレイヤーが国民のサポートを得られないことなんでしょう。
国内では、出稼ぎに行った金持ちたちは所属クラブで結果を出すことばかりが頭にあってアルゼンチンに魂を捧げることができなくなった、腑抜けぐらいに思われているフシがあります。

だから強烈なカリスマまとめ役がチームの象徴に必要なのだろうし、それがマラドーナなのでしょう。
マラドーナがどんなに無茶苦茶でもカリスマとしてチームをまとめないと国民のサポートが得られないのが現実で、これはアルゼンチンが乗り越えなければいけないことなのだけど、これでは結果を出すのは難しいでしょうね。


さて翻って日本代表は、ワールドカップでの成功の余韻を持続させることに成功しました。
これは結構大きな事だったと思います。
長い目でチームを作れるのじゃないか、サポーターが辛抱強さをみにつけつつあるのじゃないかとそう思います。

ブクロへGO

池袋へ行きました。
人に会いました。
話しました。

長く、僕には友達がいません。
長く、その必要に迫られなかった、というより友達がいなくてもつまらないとも嫌だとも思わなかったです。

ただ、今となっては求めているのですね。

今日はここまで、またちゃんと書かないと。