4月16日、島根県議会の全員協議会が開催され、年度初めの会議で挨拶をした丸山知事は「本年度は、産業振興や子育て支援などあらゆる施策の実施によって厳しい人口減少に対応するべく第2期となる島根創生計画の着実な実施を図る考えであり、地方の財源確保や物価高、円安などについては重点要望等によって国に所要の対策を求めていく」と述べました。4月1日付で部長職に就任した伊藤徹防災部長、周山幸弘健康福祉部長、森山悦子会計管理者、清水寛之監査委員会事務局長の4人が挨拶し、各常任委員会で所管部局の課長級以上の理事や、次長、参事、課長、室長、管理監および調整監などの紹介が行われ。農林水産商工委員会では島根大学材料エネルギー学部の研究棟竣工や安来市内に計画されている島根村田製作所の用地造成契約の締結などについて行政報告があり、高値が続く米価の状況について質疑が行われました。会議の終了後に開催された自民党島根県連の常任総務会では、5月10日に予定されている県連大会に提出する令和6年決算や役員の補充人事などについて協議が行われ、比例特定枠で選出されている鳥取県連所属の藤井一博参議院議員を島根県連副会長に推戴することを決めたほか3月31日付で島根県議会議員を辞職した出川桃子さんから退任のあいさつを受けました。

 30人の定員に39人が立候補した出雲市議会議員選挙は4月13日に投・開票が行われ、現職20人、新人10人の新しい市議会議員が決まりました。当日の有権者数は、138,124人(前回140,061人)で、投票率は54.80%(63.11%)で、市長選が無投票となったとは言え、合併時の平成17年と21年が78%、25年68%、29年63%、令和3年63%で、全国的にもコロナ禍後の選挙の投票率低下に歯止めがかかっておらず、「選挙は民主主義の学校」と言われるだけに大きな課題となりそうです。今回の選挙で当選した顔ぶれを見ると、年齢は70代7人、60代が8人、50代が6人、40代が4人、30台が4人、20代が1人で、地域的には出雲が17人、斐川6人、平田3人、大社2人、多伎1人、佐田1人となっており、新人の多くが上位当選しました。ところで、平成17年4月の選挙人名簿登載者数は、斐川町を含めて139,700人で、旧市町村別に見ると、出雲が69,041人、平田23,569人、斐川21,944人、大社13,336人、多伎3,380人、佐田3,735人、湖陵4,695人で、令和7年4月は140,138人で、出雲が76,417人(△7,064人10.2%増)、平田19,565人(▼4,004人17.0%減)、斐川23,272人(△1,229人5.6%増)、大社11,545人(▼1,791人13.4%減)、、多伎2,702人(▼678人20.0%減)、、佐田2,452人(▼1,283人34.3%減)、湖陵4,140人(▼555人11.8%減)となっており、周辺部から出雲、斐川への人口移動が顕著であることが読み取れるだけに、新しい議員各位には周辺部対策にも意を尽くしていただきたいと思います。

 出雲市国富町に国富小と西田小、鰐淵小、北浜小の4つの小学校が統合して新たに旅伏小学校が新設され、4月11日に開校式が行われました。新しい学校は、鉄筋コンクリート造3階建で床面積3,644m2の校舎棟と鉄筋コンクリート造2階建で床面積1,753m2の屋内運動場棟からなり、児童クラブや教育相談室、バスターミナル、駐車場などが整備されています。定礎式に引き続いて執り行われた記念式典では飯塚俊之出雲市長が「4つの地区の特色と農業や漁業、歴史文化、福祉など、地域と一体になって取り組んできた各小学校の伝統を引き継ぎながら、新しい校風をつくってください」と式辞を述べ、松本茂校長が「2年生は国富で農業、3年生は西田で福祉、4年生は鰐淵で歴史、5年生は北浜で水産の課外活動を行い、ふるさとの良さを子供たちに刷り込みたい」と教育方針を述べました。続いて、6年生児童3人が「新しい校舎、新しい友達、新しい先生に囲まれた環境で学校生活を精一杯楽しみたい」と挨拶し、出雲市の杉谷学教育長から松本校長に新しい校旗が渡され、昨日、入学式を済ませた11クラス、208人の児童たちが高らかに新しい学校の校歌を謳い上げました。旅伏小学校は小生の居住地域に存する学校であり、「『聞く』『見る』『知る』から『行う』への取り組みが則ち学ぶことである」とする荀子の教えを実践する良き校風をつくってほしいと願っています。