6月21日、益田市の三好家で島根県旅館ホテル生活衛生同業組合(松崎滋理事長)の平成28年度通常総会が開催され、関係者120余名が参加しました。松崎理事長は「島根県の観光業にとってインバウンドへの対応が喫緊の課題であると同時に、国が進めている『民泊』の事業化は技芸業がコンパニオンとカラオケに席巻されたように旅館業の業態を崩壊させる可能性があり、『おもてなしのプロ』としての自信と誇りを持って対応していこう」と挨拶しました。議事では島根県との災害支援協定締結など平成27年度の事業報告および決算、山陰DMOへの積極的参画などを盛り込んだ平成28年度の事業計画および予算、執行部の再任などが承認されました。総会終了後には株式会社言葉こころ所作研究所の森田設子代表取締役による「声は人なり 言葉は心なり」と題する講演がありました。森田さんはNHKの海外放送のアナウンサーを辞した後に接遇や応対のアドバイザーとして独立し、顧客満足度の高い応対指導が全国の事業所や団体で大きな評価をされています。講演では、「アナウンサーとして初めてマイクロフォンの前に立った時、先輩に言われた「声は人なり、言葉は心なり」とする『エコーの法則』の実践が自分の出発点」と話し、「顧客満足の実現には、『わずか1秒の第一印象が初頭効果として300時間継続する』と言うことを肝に銘じ、電話応対が企業イメージを 決定付けるという意識を持つことから始まる」と述べました。
6月19日、出雲市で自民党平田支部(支部長;園山繁島根県議会議員)の主催により、衆議院議員である細田博之、竹下亘、参議院議員の青木一彦、島田三郎の島根県選出の自民党国会議員4名が顔を揃えた国政報告会が開催され、6月1日に閉幕したさきの通常国会や時局について各議員が1人10分から15分の講演を行いました。はじめに細田議員が最高裁判所の違憲立法審査権の解説を行い、過去の判例を紹介しながら、衆参の選挙制度について説明し、島田議員は参議院選挙で島根・鳥取、徳島・高知の合区に至った経緯や今後の対応などについて言及 しました。竹下議員は自民党の主要政策である『ふるさと創生』や国土強靱化などについて述べ、青木議員は国土交通省大臣政務官で経験した政務活動を振りかえるとともに6月22日に公示される参議院選挙への抱負を述べました。雨模様の中ではありましたが、午前9時の猪目集会所を皮切りに午後6時の平田学習館まで、旧平田市内全域16箇所で行われた報告会には1020名余の老若男女が聴講しました。
6月17日、島根県議会5月定例会は本会議が開催され、平成28年度島根県一般会計補正予算(第1号)など知事提案13件と介護人材の確保に関する請願など請願4件、地方財政の充実・強化を求める意見書など議員提案4件をいずれも提案・報告の通り可決して閉会しました。この日の本会議では、新しい公安委員に前川本町長の樋口忠三氏を選任する人事案件を承認し、常任委員長報告では、総務委員会の所管事項調査として議論された島根原子力発電所1号機廃止措置計画認可申請および同2号機設置変更許可申請の事前了解願いに関し、「中国電力から提出された原子力規制委員会に対する安全審査の申請について、了承して差し支えなし」とする報告に対し、共産党の大国議員から①中国電力の事業者としての適格性、②六ヶ所村再処理工場の稼働見通し、③プルトニウムの蓄積に対する所見などについて質疑があり、中国電力や原子力規制委員会などの関係者から意見聴取した状況が説明され、採決の結果、賛成多数(賛成34、反対2)で事前了解に同意しました。溝口知事は島根原発1号機の廃炉と2号機の変更に関する審査について「県議会の意向を踏まえ、中国電力の国への申請を了承する」と述べました。第455回島根県議会平成28年9月定例会は、9月8日から10月7日までの予定です。