7月25日、県議会議事堂別館で情報産業懇談会が開催され島根県情報産業協会(吉岡宏会長)と島根県議会IT産業育成等振興議員連盟(園山繁会長)の役員、島根県の幹部職員が県内の情報産業が直面する問題や課題、要望などについて議論しました。島根県情報産業協会によると、平成29年4月に県内71社に在籍するシステムエンジニア(SE)やプログラマー(PG)は1381名で昨年よりも97名の増となったものの、依然として300人超の技術者不足があるようです。意見交換では「出雲空港の利便性向上」「中学校でのプログラミング教育」「IT企業の集積オフィス設置」「高速ネットワークの整備」「異業種交流の拠点整備」などについてあり、県内IT産業の売り上げの70%強を占める首都圏との往来に利用する出雲空港を離発着する航空機の運航時間では在京時間が短く、多大な損失になっているとの指摘があり、出雲空港の運用時間延長を求める強い意見がありました。また、キャリア教育として商業系高校で実施されているIT授業を県内の全高校に拡大することや人材確保のみならず論理的・抽象的思考力を育む観点から小中学校でのプログラミング教育の必要性に言及され、ほぼ全県に整備された高速情報インフラの容量が十分でなく、地域によってはIT関連企業の誘致に支障があることなどが明らかにされました。

 723日は二四節気の大暑。『暦便覧』に「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」とあるように、真夏の太陽が照りつけ、暑さが最も厳しくなる時期となりました。この週末は、平田地域で江戸時代から続く天神さんの祭りに協賛する一式飾りが「飾り宿」と呼ばれる民家の玄関先に設置され、道行く人の目を集めていました。陶器や仏具、自転車などの同じ種類の道具一式でつくる歴史上の人物や歌舞伎の舞台などを題材にした作品は、国立民俗博物館に展示されるなど、大きな話題性があるようです。この時期は夏の土用とも重なり、「丑の日」に食べるうなぎの蒲焼のチラシやのぼりが目立ちますが、高校野球の県予選は佳境を迎え、新聞には中学総体の記事が大きく掲載されているように、若者が躍動する季節でもあります。還暦を過ぎた我々にはつらい時期ですが、若者のエネルギッシュな活躍にあやかって元気に乗りきって行きたいものです。

 

 7月21日、広島市のホテルグランヴィア広島で在広島根県人会(福田昌則会長)の平成29年度総会が開催され、島根県出身の広島県在住者や島根県と関わりの深い政経人など約250名が参加しました。総会では24人の新入会員加入が報告され、福田会長は「広島カープの応援は日本一の折り紙付きで、プロバスケットボールの一部リーグ昇格を果たした島根スサノオマジックを県人会としても応援する」と挨拶し、広報誌の発行や世界遺産登録10周年となる石見銀山訪問、都道府県男子駅伝の応援、ふるさとフェア2018の協力などの事業計画が承認されました。溝口善兵衛島根県知事は、永年に亘り県人会の運営に貢献した村上衣代、村上万理の両氏に知事感謝状を贈り、「出雲大社の大遷宮を契機に『島根』の認知度は上昇を続けており、今後も皆さんの力強い応援を期待しています」と述べ、松井一實広島市長は「交通インフラの整備により島根県内の市町村と広島市の交流は大きく拡大しており、積極的な情報発信と地域の強みを生かした取り組みが人口減少社会で生き残る秘訣だと思う」と挨拶しました。大屋俊弘県議会議長の乾杯で始まった総会後の懇親会では、関の五本松保存会による民謡が披露され、島根県の特産品などが当たる抽選会も行われました。