第72回国民体育大会「2017愛顔つなぐえひめ国体」(愛媛国体)が10月10日に閉幕し、島根県は天皇杯(男女総合成績)順位が38位、皇后杯(女子総合成績)順位が35位と前年を大きく上回る成績でした。今年の島根県選手団は、中国ブロックでの予選の成績が振るわず、苦戦を予想していましたが、ホッケーで170点(3位)、ソフトテニス45点(9位)、ラグビー89点(2位)、カヌー47点(13位)、なぎなた28点(9位)などの競技で大きく得点を伸ばし、800点を超える天皇杯得点を獲得したのは立派で、選手諸君の健闘に心からの拍手を贈ります。ところで、10月3日の鳥取県議会本会議で平井知事は2回目の国体開催について「島根県が平成41年、鳥取が45年」との見通しを示し、「両県で相互に協力して開催できるよう協議したい」と答弁されたと報道されました。開催までに10年ほどの時間があるにせよ、競技会場となる施設整備や大会運営のマンパワー確保などについては、くにびき国体開催当時と市町村合併等によって状況は大きく異なっており、今後、競技力の向上もあわせて、長期的かつ計画的な検討が必要だと感じます。 

 

10月9日は体育の日。祝日法に「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」と規定され、東京オリンピックの開催にちなんで1966年から開会式が行われた10月10日を国民の祝日としてきましたが、2000年から10月の第2月曜日となりました。体育の日には出雲市で学生3大駅伝の開幕戦となる出雲全日本大学選抜駅伝が行われます。第29回となる今年の駅伝には青山学院大学や東海大学など21チームが出雲大社勢溜から出雲ドームまでの6区間で45.1キロの「スピード駅伝」を競いますが、10月8日には出雲市民会館で開会式・激励会が行われました。ところで、体育の日の前後は各地でスポーツイベントや秋祭りたけなわの時期ですが、10月8日には平田中央スポーツ公園で60回目となる市民体育祭が開催され、旧平田市地域の10地区から約1200人の選手が参加し、10月7日には宍道湖スポーツ公園の湖遊館スケートリンクがオープンしました。

 

10月7日、出雲ロイヤルホテルで、昭和43年に「真っ白な紙に線を引いてお客様のニーズに叶う自分の作品を描きたい」と当時、24歳の若者が一念発起し、出雲市に立ち上げた中林建築設計事務所の創立50周年記念式典が盛大に開催されました。創業者の中林敏昭氏(株式会社中林建築設計事務所代表取締役会長)が「福祉の中林」とする高齢者支援施設に特化した事業展開で着実に業績を伸張させ、現在は総合建設プランナーとして島根県に加え、広島、徳島、福岡、埼玉の国内7か所を拠点に50名を超える設計スタッフが勤務しています。中林会長は、「創立時に『出雲で一番の設計事務所になるんだ』という強い思いが『島根で一番』の歩みとなり、『島根県で建築を志す学生達の受け皿となる事務所になる』と目標を進化させたことが成長できた要因だと思う」と語り、「50周年を機に、この6月に社長を長男の中林直文と交代した」と挨拶しました。記念式典では慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸博幸氏による「これからの日本と世界の経済をよむ」とする記念講演があり、岸教授は「東京オリンピックまでの3年は日本経済の変わり目にあり、地方都市の自然や歴史、景観など、自らの特性、強みを生かした取り組みが成長、生き残りのキーワード」などと述べました。また、永年勤続職員の表彰に続いて中林直文社長から医業や福祉事業を営む事業所に車イスなどの医療・福祉用器具を寄贈・提供する記念事業が紹介されました。