10月13日、出雲市平田町のホテルほり江で第97回島根県経済交流懇談会が開催されました。この催しは、北海道、東京、東海、近畿、広島、九州の各地区に設立されている島根県人会や経済クラブの役員と島根県内自治体や島根県内の経済団体の代表などが1年に2回、各地区持ち回りで交流・懇談するもので、島根県が取り組む企業誘致や商談会などの情報交換を支えています。この日は、大谷厚郎平田商工会議所会頭と溝口善兵衛島根県知事の歓迎の挨拶に続いて東京島根経済クラブの三東崇秀会長、東海島根県人会の原誠治副会長、近畿島家経済倶楽部の齋藤昌宏副会長、在広島根県人会の福田昌則会長、九州・山口島根経済クラブの吉本満廣会長からそれぞれ近況報告があり、次回(2018年7月13日)の開催地である北海道の島根県人会代表の吉迫勝意さんが「北海道の島根県人会は会員の高齢化もあって構成員が減少していますが、たくさんの皆さんのご参加をお待ちしています」と挨拶しました。県外からの来訪者は交流会の前にエキスカーションで松尾神社で開催された「どぶろくまつり」に参加したとのことで、地酒と郷土料理の酒肴が用意された交流会は良い雰囲気で終始しました。 

10月13日、酒造神の久斯之神を祀る出雲市小境町の佐香神社(「松尾神社」;常松秀紀宮司)で例大祭が執り行われ、今年の新米で醸した香しい濁酒(どぶろく)が振る舞われました。出雲風土記によると、神々が佐香の川に囲まれた地域に酒を醸す舎屋を建てて酒を造り、180日におよぶ酒盛りをしたとのことで、佐香神社に国税庁から2石(360㍑)の醸造免許を付与されていることもあって、新酒の仕込みを前にした酒造業や税務関係者をはじめ味噌・醤油など醸造業に携わる人たちの信仰を集めています。伝統の「湯立て神事」を終えた常松宮司は「今年は神々のご加護で香しい素晴らしいお酒ができている」と述べ、黒塗りのお椀一杯に注がれた作りたての濁酒を参列者が廻し飲みしました。雨が上がり、午後からは秋日和の下で「どぶろくまつり」とするイベントも開催され、全国各地から濁酒の愛好者で賑わいました。

 

第72回国民体育大会「2017愛顔つなぐえひめ国体」(愛媛国体)が10月10日に閉幕し、島根県は天皇杯(男女総合成績)順位が38位、皇后杯(女子総合成績)順位が35位と前年を大きく上回る成績でした。今年の島根県選手団は、中国ブロックでの予選の成績が振るわず、苦戦を予想していましたが、ホッケーで170点(3位)、ソフトテニス45点(9位)、ラグビー89点(2位)、カヌー47点(13位)、なぎなた28点(9位)などの競技で大きく得点を伸ばし、800点を超える天皇杯得点を獲得したのは立派で、選手諸君の健闘に心からの拍手を贈ります。ところで、10月3日の鳥取県議会本会議で平井知事は2回目の国体開催について「島根県が平成41年、鳥取が45年」との見通しを示し、「両県で相互に協力して開催できるよう協議したい」と答弁されたと報道されました。開催までに10年ほどの時間があるにせよ、競技会場となる施設整備や大会運営のマンパワー確保などについては、くにびき国体開催当時と市町村合併等によって状況は大きく異なっており、今後、競技力の向上もあわせて、長期的かつ計画的な検討が必要だと感じます。